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全国で唯一残る場所も!大阪城の普段は入れない場所に行ってきた

全国で唯一残る場所も!大阪城の普段は入れない場所に行ってきた

全国のお城で唯一残る「焔硝蔵」にも注目!

「せっかく西の丸庭園に来たのだから、もう一つの見どころを案内します」と学芸員さんが連れてきてくれたのは、乾櫓の近くにある「焔硝蔵(えんしょうぐら)」です。

焔硝とは黒色火薬のことで、その名の通り火薬庫だった場所。江戸時代には火薬を貯蔵した櫓を焔硝蔵と呼んでいて各地の城にあったそうですが、当時の姿で残されているのは大阪城の焔硝蔵のみ! 引火防止のため、壁・床・天井を花崗岩の切り石としっくいで固めてつくられた頑丈な建物で、こうした構造の焔硝蔵で現存しているのもここだけなのだとか! 重要文化財に指定されているのも納得です。

※一般公開は、外観のみの公開です。

もともとこの焔硝蔵は別の場所にありましたが、落雷で大爆発を起こしたそうで、1685(貞享2)年に新築されたそうです。蔵というと土蔵で木造建築のイメージですが、焔硝蔵は壁、天井、床を石造りとして、天井の上に土を盛り屋根部分のみ瓦を敷くため一部木材を使うという非常に珍しい構造。周囲を花崗岩にしたり、石壁を分厚くしたりと、たくさんの工夫がなされたことで、現在まで残っています。

スマホ1つで参加できるデジタルスタンプラリーも

乾櫓の特別公開と合わせて楽しみたいのが、2026年12月27日(日)まで開催中の「-大阪から天下へ!-巨城に描いた豊臣の夢 豊臣大阪城の痕跡をたどれ! デジタルスタンプラリー」。

大阪城が「豊臣兄弟ゆかりの地」であることをPRするキャンペーンの一環として行われているもので、大阪城公園内にある豊臣大阪城の関連スポット6か所をめぐってスタンプを集めると、先着5,000名にオリジナルデザインのクリアファイルがもらえます。

参加方法は、スマホでスタンプラリーサイトにアクセスするだけ。西の丸庭園や大阪城梅林、大阪城天守閣など、スタンプラリースポットの周囲が赤い円で囲われ、その範囲内に入るとデジタルスタンプが押せる仕組みとなっており、スタンプを押すと、豊臣兄弟に関する特典画像もダウンロードできます!

通常は外観しか見られない重要文化財へ入れる夏限定の特別公開は、大阪城がこれまで歩んできた多彩で豊かな歴史に触れられる絶好の機会。乾櫓の見学と合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

大阪城『乾櫓』特別公開

大阪市中央区大阪城2
公開日:2026年7月18日(土)〜8月16日(日)の土日祝
時間:10:00~16:30(チケット販売終了15:30、最終入場16:00)
料金:櫓共通券(櫓の入場料+西の丸庭園の入園料)大人900円など

※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

写真・文/日高ケータ

配信元: anna(アンナ)

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