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企業の商品開発の今。ものづくりの可能性を広めるDEIの視点とは

企業の商品開発の今。ものづくりの可能性を広めるDEIの視点とは

企業がDEIを推進するメリットとは?

年齢、性別、部署を超えてさまざまな意見を出し合う参加者たち。普段とは違った視点で商品を見ることで多くの気づきを得たようだ

そもそもパナソニックグループは人的資本経営に関わる取り組みの一環としてDEIを推進している。その理由はどんなところにあるのだろうか。

「パナソニックグループでは、DEI推進を会社戦略の1つ、重要な経営アジェンダであるというふうに捉えて取り組んでいます。
DEIと聞くと、まだまだマイノリティのための支援と捉えられがちですが、決してそうではなく、一人ひとりの社員が個性を最大限に発揮するためのツールであり、それは会社にとってとても意味のあることだと思っています。マイノリティの方々というのは、あくまでも多様な社員の代名詞と捉え、その方々のための環境は整えますが、それによって生まれる効果、その受益者は全ての従業員なんです」(大美さん)

今回の「あすチャレ!Academy」の社内開催を企画したパナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 DEI・組織開発室の大美菜々子さん

今回の講習は社員にとって身近なくらし家電の開発をテーマにしているが、実はDEIが自分たちが携わる商品、自分たちの仕事に繋がるものだと気づいてほしいという思いから実施されたそう。結果として9割以上の人がワクワクし、自分の行動に反映されるフェーズまで進められたのではと大きな手応えを感じたそうだ。

米田さんは1年間、DEI・組織開発室に籍を置いた経験を生かし、外国籍の方に向けた家電の開発にも取り組みはじめたそうだ。そこでは、自身が作ったものを外国籍の方々に見てもらい、この音声の訳はおかしい、などといった感想を聞くPOC(概念実証)に繋げるなど、当事者の意見を具体的な商品開発に役立てているという。

多様な視点からものを見ることは、今までにない可能性を商品にもたらすヒントになるという気づきがあった今回の研修。多様な人たちの、多様な生活、暮らしぶりを想像し、自分ごととすれば、ものづくりの可能性は今よりもっと広がるのではないだろうか。

text by Kaori Hamanaka(Parasapo Lab)
photo by Haruo Wanibe

配信元: パラサポWEB

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