「深い意味はないよ」と言ったのは嘘です。彼女のグラスだけ遅らせた、本当の理由

運ばれてきたお盆の上に、人数分のグラスが並んでいました。僕はそれを一つずつ、みんなの前に配っていきます。けれど好きな人の分だけは、手元に残したままにしていました。それには、誰にも言えない理由があったのです。
彼から届いた宅配ロッカーの受け取り番号が、私の部屋のものではなかった話

彼からのメッセージを開いてみると、宅配ロッカーの受け取り番号が書かれています。荷物が届く話なんて聞いていません。番号の上には、見覚えのない建物の名前が表示されていました。
