
【究極の着るクーラー】ペルチェ×ファンで圧倒的!スノーピークの冷却ベストを編集長が徹底レビュー。炎天下でも“寒さ”を味わえる本気のギア『コレ買いです』Vol.172の画像一覧
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。連日ありえない気温が続く酷暑のシーズン。猛暑対策グッズの主役級といえば「ウェアラブルグッズ」ですが、今回はその中でも“最強の部類に入る一着”をご紹介します!
それが、スノーピークの「ペルチェ クーリング デバイス ベスト」。ペルチェ素子とファンを組み合わせたハイブリッド仕様で、お値段なんと99,000円(税込)!「約10万円の価値はあるのか?」という疑問に答えるべく、その驚愕のクーリング効果を徹底レビューします!
スノーピークが猛暑と戦う「Cooling System Wear」カテゴリーを新設!
やってきてしまいました、酷暑のシーズン。天気予報でありえない数値の気温を目にするたび、「どう耐え抜けばいいのか……」と恐ろしい気持ちにさせられます。MonoMaxでも猛暑対策グッズを特集するたび大きな反響をいただいており、注目度の高まりを感じるといいますか、注目せざるを得ない状況に陥っていることを実感します。
さて、猛暑対策グッズの主役級といえば、ウェアラブルグッズでしょう。もともと作業現場向けに生まれたファン付きウエアは一般ユーザーも普段使いしはじめ、近年は有名なアパレルブランドやセレクトショップも手掛けるようになって市民権を獲得。“着るクーラー”と呼ばれる装着型デバイスも人気を集めています。

スノーピーク
ペルチェ クーリング デバイス ベスト
¥99,000(税込)
今回ご紹介するスノーピークの「ペルチェ クーリング デバイス ベスト」は、そんなウェアラブルグッズにおいて最強の部類に入る一着です。接した部分の熱を吸収して接触冷感を実現するペルチェユニットと、送風によって気化熱を発生させて冷却効果を生むファンを組み合わせたハイブリッド冷却システムを搭載し、想像以上のクーリング効果をもたらしてくれます。
2026年の今年、スノーピークは猛暑下でも快適にアウトドアを楽しめるカテゴリー「Cooling System Wear」を新設。年々厳しさを増す日本の夏に対応し、「暑さを我慢する」のではなく暑さの中でも自然を楽しめるウエアを提案するもので、この「ペルチェ クーリング デバイス ベスト」がフラッグシップモデルになります。
スノーピークといえば、チタン製テーブルウェアや焚き火台など自然と調和する上質なキャンプギアを思い浮かべる人が多いはず。先進技術を身にまとう今作は、少し意外に感じるかもしれません。しかし、「自然の中で過ごす時間を、より心地よくする」というブランドの理念から見れば、猛暑がアウトドア最大の課題となった今、暑さそのものにアプローチするウエアが生まれたのもごく自然な流れなんです。
ペルチェユニット&ファンのハイブリッド冷却が強力すぎる!
ここからは実際の機能について見ていきましょう。
まずは、接触冷感を生み出すペルチェユニット。首元、背面、脇部分に各2つずつ配置され、広範囲をカバーできる仕様です。近頃、ペルチェユニットを搭載したウエア自体は珍しくありませんが、6個もついているのはかなりレア。しかも、接触面もかなり大きめ。また、手元のスイッチで稼働させる場所を選択でき、「首元だけ冷やす」といった使い方も可能です。
これ、大げさでもなんでもないのですが、スイッチを入れてすぐに驚くほどの冷たさを感じました。屋内で試したら、ヒンヤリしすぎて寒さを感じるくらいです。
着用したときの後ろ姿はこんな感じ。背面中央にアクションプリーツが配置されているため、ペルチェユニットの厚みを自然と後方へ逃がすようになっています。丸く凸ったシルエットはだいぶユニークですが、個人的にこの“先進デバイスを身にまとっている感”は悪くないです。
さらに2つのファンを搭載。最大風量はかなり強く、汗ばんでいた肌もすぐにサラッとした状態になりました。
接触冷感のペルチェユニットと汗の気化熱をもたらすファン、ハイブリッドによるクーリング効果は本当に強力です。これまでどちらかの機能を備えたウエアを試し、物足りなさを感じた人も、これには満足できるのではないでしょうか。
玉に瑕なのはデバイス+ウェア+バッテリーの総重量が約1770gと、下手すれば軽量ソロテントより重さがあること。提供してくれるクーリング機能を考えれば、そこはトレードオフと割り切りたいところ……。ただありがたいのが、ペルチェユニットやファンは取り外しできるんですね。冷却機能を使用しない際は軽量なベストとして利用可能なので、活用の幅はかなり広いんです。
