帰宅した家の、洗濯かごの前で
家に帰って洗濯物を畳んでいる間も、部長の言葉が頭を回っていました。私は本当に、後輩たちのために言っていたのだろうか。若い頃、有給を申請しては先輩たちに睨まれた記憶が、そのまま形を変えて自分の口から出ていただけではないか。気づけば、夫のシャツを畳むのを忘れて、台所のほうを見つめていました。
そして...
そして次の日、私は誰にも小言を挟まないまま、食堂で新人の子と当たり障りのない話をして、自席に着きました。まだ、後輩たちから素直に有給の相談をされる自分にはなれていません。
(40代女性・事務職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
