多くの海外コーチのメソッドを現地で直接指導を受けてきた吉田洋一郎が、その概要をアマチュアにもわかりやすく解説。今回は、アメリカ・ニューヨークでアマチュアを指導し、高く評価されているマイケル・ハーボンのメソッドです。
ボールを投げる感覚で
距離感のイメージを養う
マイケル・ハーボンは、スイングや打ち方の技術的な指導よりも、イメージづくりやメンタル面を重要視した指導で、好スコアを出せるゴルフを教えることに定評のあるコーチです。とくにショートゲームの指導を得意とし「ハンド・アイ・コーディネーション」と呼ばれる手と目の連動性を高めることで距離感を磨いたり、感性を引き出すメソッドが特徴的です。
具体的には、カップにボールを投げるなど、目で見た視覚的なイメージに対して手が自然に動くようにするトレーニングで、ショートゲームの距離感を磨く練習をよく行います。
また、鏡を見ながらスイングすることで自分の動きを客観的に見て、それを内面の感覚とすり合わせる練習なども指導。客観と主観を一致させることで、理想のイメージに近い動きを実行できるようになるのです。
【Step1】
カップを見ながら手で投げる

まずはカップを見ながら右手の下手投げでボールを転がし、カップまでの距離感をつかむ

【Step2】
カップを見ながらストローク

投げたときのボールの転がるスピードなどをイメージしながら、カップを見たままパッティング

【Step3】
カップを見ずにストローク

ステップ2での距離感を頭の中でイメージしながら、今度はカップを見ないでパッティング

メソッドの肝1
手で投げる感覚とストロークのタッチを一致させる
カップまでの距離を目で見て確認し、その視覚的なイメージに対して下手投げでボールを投げる。次に下手投げでの感覚を残したまま、今度はカップを見ながらパッティング。最後はカップを見ずに同じ感覚でストロークすることで、距離感を磨く。

長・短さまざまな距離で行い、距離感を研ぎ澄ましていく

