1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、2023年6月にYouTubeで公開された、「巨大ペットボトルでスイカを栽培する方法」を紹介します。動画は記事執筆時点で310万回以上再生され、反響を多数呼んでいます。
大きなペットボトルをくりぬいてスイカを栽培
動画を投稿したのは、海外のYouTubeチャンネル「Terrace Garden」(@terracegardenvn)さん。たくさんの野菜を庭で育てており、ユニークな栽培方法や野菜をおいしく育てるコツなどを発信しています。
今回話題を呼んだのは、ウォーターサーバーなどに使われる大型のペットボトル容器を利用してスイカを育てる動画です。スイカといえば広い畑で栽培するイメージがありますが、巨大な実をペットボトルの鉢で育てることはできるのでしょうか。
まずは、大きい円柱形のペットボトル容器の側面に穴を開けます。鉢の上部となる位置を電動カッターで四角くくりぬき、底になる位置には電動ドリルで水抜き用の穴をいくつも開けました。2枚の木の板を底にネジで固定したら、安定感のあるお手製植木鉢の完成です。
同じものをいくつも作って自宅の庭の塀のそばに設置し、中に土と堆肥を詰めていきます。ひとつの鉢にスイカの苗を2株植えたら、一般的な飲料用サイズのペットボトルを使って自動給水器も制作。ペットボトルの側面に穴を開けて綿棒を差し込み、中に水を入れて土の上に置いておけば、綿棒からしみ出した水が1滴ずつ垂れていく仕組みです。
小さな鉢の中でぐんぐん成長
苗を植えてから1週間がたつと、スイカのつるはどんどん伸びてペットボトル植木鉢からはみ出るほどになってきました。つるを上方向に伸ばすため、すぐそばの塀に木切れを取り付けて支柱を作ることに。塀に貼り付けた木材と植木鉢の間に細いロープをピンと張り、数日に一度つるを巻き付けておけばOKです。
適宜肥料を与えながら3週間育てると、つるはかなりの長さに成長。実を付け始めたら、花と花をくっつけて人工的に受粉させます。受粉が成功した花はしおれ、いよいよ実がなり始めました。実に栄養が行くよう余分なつるを剪定し続けると、どんどん実が大きくなっていきます。
少しずつ大きくなってきたスイカの実は、だんだん見慣れた緑色に変化。重くなってきたら、ネットを吊るして実を支えます。スイカを横ではなく縦に成長させて空中で実を育てるとは、庭のスペースを取らない画期的なアイデアですね。
そして苗を植えてから8週間たったころ、とうとうスイカは食べごろを迎えました! 立派に成長したスイカの実はどれもとても大きく、つやつやと美しく実っています。
投稿者がつるにぶら下がったままのスイカに直接ナイフを入れてみると、中の果肉は真っ赤に熟している様子。皮が薄めのスイカに仕上がっており、かじってみるととても甘かったそうです。“収穫後1秒”のスイカが自宅の庭で食べられるなんて最高すぎる……!

