距離を詰めて、頼みごとを重ねて
数日後から、私は頼みを小分けにして送りました。
「よかったらこれ、私のアカウントなんだけどフォローしてくれると嬉しい」
「今度PRの案件が来てるんだけど、コメント欄で『これいいですね』って書いてくれない?」
「職場の子にも紹介してくれない?アカウント伸ばしたくて」
一度に頼まなければ、彼女も嫌とは言わないだろうと考えていました。返事が短くなっていることには気づいていましたが、断られていないことを、自分に都合よく受け取っていました。
そして...
彼女から届いたのは、「謝ってくれたことは受け取る。でも、お願いに応え続けるつもりはない」という返事でした。
私は自分が送った謝罪と、その後に並ぶお願いを読み返しました。謝りたかった気持ちまで嘘だったとは思いたくありません。ただ、彼女が返事をくれた瞬間から、私はその気持ちを自分の都合で使っていました。閉じた画面には、謝罪より多いお願いが残っていました。
(30代女性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
