ヘルタースケルターで女優復帰 しかし再び試練が
その後、所属事務所との契約終了や海外での生活、結婚・離婚といった多難な時期を経て、映画『ヘルタースケルター』で見事な女優復帰を果たした。一度は表舞台から離れた状態から、圧倒的な演技力で自らの存在価値を証明してみせたのだ。
しかし2019年、大河ドラマ『麒麟がくる』への出演が決定し、女優として再評価が進んでいた矢先、合成麻薬MDMAを所持した麻薬取締法違反の容疑で逮捕されるという、さらなる大きな試練が彼女を襲った。
「息をのむほど素晴らしい」舞台で完全カムバック
二度にわたる大きな挫折を経験した沢尻だが、役者としての天賦の才能と表現への情熱が消え去ることはなかった。
執行猶予期間を終えた彼女は、静かに、そして着実に自分自身と向き合う時間を過ごしてきた。空間を制する圧倒的な演技力は健在であり、2024年2月、舞台初主演作『欲望という名の電車』で表現の世界への本格カムバックを果たした。
「復帰作で見せた彼女の演技は、過去のすべての葛藤や経験が深みとなって投影されたかのような、息をのむほど素晴らしいものでした」(前出・芸能担当記者)
(第5回に続く)
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