履歴に並んでいた単語
家に着いた俺は、玄関で言いました。
「俺、あんなに単語だけだったんだな」
妻は責めず、俺が続けて話すのを待っていました。その態度にも、俺はこれまで甘えていたのだと思いました。翌日、俺は「ごめん。今日は俺が買って帰る。何がいい」と送りました。これまでなら「飯」で済ませていたところを、妻が答えられる形で聞きました。
そして...
文章で送るようになると、妻から返ってくる内容も変わりました。買って帰る物や食べたい物について、そのまま相談が続くようになっています。
今日も「今から帰る。牛乳いる?」と打ち、送信前に一度読み返しています。俺が省いていたのは字数ではありません。妻が受け取ったあとに困らないよう、言葉を選ぶ手間でした。
(30代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
