古着の中でもあまり語られることのないフットボールTシャツ。ヴィンテージは初期のアスレチックの文化を色濃く残し、競技での着用を感じさせる個体が多く存在するレギュラーものは応援文化と結びついた多様なバリエーションのプリントや、素材使いが特徴的だ。今回はこの夏ぜひ手に入れてほしいフットボールTシャツにフォーカス。
特有の光沢感と滑らかな肌あたり

コットン×ナイロン素材でショルダー部分だけがリブ地に切り替えられた1着。エルボーパッチとナンバリング部分に採用されたサテン生地がヴィンテージの風合いを醸す。3万1900円(ドラセナ吉祥寺本店0422-26-9366)

タグには44サイズの表記のみでブランドは不明。ブラックボディにイエローのサテン地でナンバリングがあしらわれる。襟と袖口の黄色のリブが部分的なアクセントに。3万8280円(iti vintage clothing & humor電話番号非掲載)

60s後期の〈チャンピオン〉製。ニューハンプシャー州のセントラルハイスクールのシャツと思われる。同時に複数枚発見されたため、同デザインの異なる番号がお店に並ぶ予定。1万3200円(リカー03-5305-5103)
【豆知識】〈チャンピオン〉タグの年代変遷

50s後期〜60s中期
「CHAMPIONKNITWEAR」の社名が入る。60s中期から、サイズの下に小さくRNナンバーが入るよう変更される。

60s中期〜60s後期
Cの中にランナーのシルエットが入るデザインの「C中ランナー」。フットボールシャツではあまり見かけないタグだ。

60s後期〜70s
「CHAMPIONPRODUCTS」の社名が入り、洗濯表記が入る個体も存在する。また、襟下にはバータグが付く事が多い。
機能性を求めて進化したアスレチックウエア

〈サウザンマニュファクチャリング〉のタグが付く50s。ナンバリングやエルボーパッチが外された跡がある。当時の実使用を想起させる褪色やダメージも魅力的な1着。8800円(ミスタークリーン090-2206-1755)

黒に赤と金文字のタグが付く30〜40sの〈ロウ・アンド・キャンベル〉。少し緩いニットのような雰囲気で毛羽立ちもあるジャージ素材。この時代の明るいツートーンは希少。4万1800円(トロ03-6447-4147)

50sの〈ウィルソン〉。肩と胸の切り替え位置が低く、ナンバリングが切り替え部分を跨ぐ大胆なデザイン。腕部のストライプと、ガンマンがデザインされたパッチが秀逸。1万8480円(コモン0471-66-5433)