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なぜ警備員の高齢化と人手不足は止まらないのか――待遇改善とデジタル活用で変わる「安全を守る仕事」

なぜ警備員の高齢化と人手不足は止まらないのか――待遇改善とデジタル活用で変わる「安全を守る仕事」

機械警備だけでは代替できない仕事

人手不足への対応として、防犯カメラやAIによる画像解析、センサー、ドローンなどを活用する動きも広がっている。異常の検知や広範囲の監視を自動化できれば、警備員の負担軽減や配置の効率化につながる。

ただし、不審者への声掛けや災害時の避難誘導、突発的なトラブルへの対応などは、機械だけで完結することが難しい。黒川氏は、テクノロジーを人の代わりにするのではなく、人が判断や対応に集中するための補助として活用することが重要だと話す。

今後は、警備員にもカメラや通信端末、各種システムを使いこなす力が求められる。現場経験に加え、デジタル機器に関する教育も必要になり、警備員に求められる専門性はさらに高まっていくとみられる。

警備員の存在は日常の風景に溶け込んでいるが、その人材を安定して確保できなければ、施設運営や工事、イベントの実施にも影響が及ぶ。警備業を持続可能な仕事にするには、企業による待遇改善だけでなく、安全に対して適正な費用を負担するという発注側の理解も欠かせない。

【取材協力】 

株式会社スワット(https://www.s-swat.co.jp/) 
代表取締役 黒川智洋

配信元: TREND NEWS CASTER

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