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バックカントリーツアーのリアル|BCガイドに聞いた

バックカントリーガイド(スキーヤー)の使用ビンディング

バックカントリーのプロフェッショナルであるガイドたちは、山でどんなギアを使っているのか。STEEPでは毎シーズン、バックカントリーガイドたちに愛用ギアのヒアリングをしているが、今回はとくに「使用ビンディング」を教えてもらった。

使用者が一番多いのは、MARKER「KINGPIN」で約27%。次いでDYNAFIT 「ROTATION14」と22Designs「リンクス」が同じ約18%だが、リンクスはテレ―マーク用のビンディング。やはりツアーでは多くのハイクアップ時間があるため、登行と滑走のバランスのとれたモデルが支持されていることがうかがえる。名前の挙がったビンディングはこのようなものだ。写真でもチェック。

バックカントリー経験の浅いユーザーにとっては、どんなビンディングなら山で行動しやすいか、また滑りにも妥協しなくてよいか、ブーツとの相性は? などビンディング選びはテクニカルで難しいもの。参考例の一つとしてチェックしてみるのも良い。

Photo:IDEHA

ガイドが使うビーコン

プロガイドたちが選んでいるビーコンは? 

使用率が高いのは圧倒的にMAMMUTだ。ガイドは「最悪条件下で確実に働く」「人命を預けられる信頼性」が選択基準になることが多く、またツアー催行の長い経験値から 「操作的にミスしにくい」「誘導ミスが起きにくい」 製品を好む傾向がある。

MAMMUTのBARRYVOX S2は、ファイン捜索支援 「Intelligent Fine Search Guidance」 を搭載、捜索者が迷いやすい最終段階において誤動作を防ぎやすくする設計で、正しい導線で対象まで近づきやすい点が信頼されやすい。ハイコントラストの雪面上や直射日光下でも読める表示や、操作インターフェースがシンプルで、グローブをつけたままでも操作できる使い勝手の良さも支持を集める理由の一つだろう。また、Bluetooth 経由でファームウェア更新・設定同期が可能で、アップデートやバグ対応がしやすい点も評価されているポイントだ。

また、MAMMUTといえば、アルプスのアルピニストをはじめ山岳ガイドやレスキュークルーなど、山で活動する人々の命を預ってきた150年以上の伝統実績とブランドステータスがある。そのイメージによる人気もあるだろう。さらに、ガイド間での「互換性や操作が共通であることで安心感を得られるため、他者と機器を揃えておきたい」というメンタリティも働いていると思われる。

こうした複合的な強みから、ガイド層で特に支持されやすいという背景が想像できる。しかし、PIEPSの「ピープスプロ IPS」 は 独自の電磁気干渉保護システムを搭載しているとあって、ガイドをはじめ、BCを滑ることがほとんどといったBCユーザーからの支持を多く集めている。

PIEPS|ピープスミニIPS

’25-26季には超軽量のコンパクトさながら、PIEPS PRO IPSの性能を受け継ぐ「ピープスミニIPS」をリリース。価格も6万円を切るコストパフォーマンスの高さで、ユーザー人気が高まっている。

BCAの「TRACKER4」は複雑なモード切替が少ないため操作しやすく、また価格的にもコストパフォーマンスが高い点など、一般ユーザーにもオススメできるモデルだ。

配信元: STEEP

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