動物哲学物語 ナイス実存
ドリアン 助川
2026/6/262,200円(税込)296ページISBN: 978-4797674811世界的ベストセラー『あん』著者が贈る、動物×哲学の物語シリーズ第2作。揺れ動く今この世界で〈生きる〉とは何か? 動物たちの言葉が私たちを解き放つ。俵万智さん、推薦!
話題となった『動物哲学物語 確かなリスの不確かさ』から約3年。
シリーズ第2作の舞台は、オーストラリア大陸と、中国、朝鮮半島、台湾、インド、モンゴル、ヒマラヤといったアジア。
それらの地に棲む動物たちの生態に、ユング、プラトン、キルケゴール、ブッダ(釈尊)といった古今東西の哲学をひとさじ。
珠玉の物語20編が私たちの頭と心を揺さぶる。
●哲学する動物たち
夢のなかで夢を見続けるコアラ
イルカに恋して身悶えるイリエワニ
マズい竹を食べる選択をしたパンダ
笑顔の意味を知ったクオッカ
実存を追い求めるタスマニアデビル
巣立ちできないままのオシドリ
偉大な力から脱したアムールトラ
顔と尻の並立に悩むマツカサトカゲ
自分の居場所を探すカンガルー
夜空を眺め詩を語るハニーポッサム
異境から森へ逃げたオランウータン
海のなかの揺らぎを感じるジュゴン
すべての転変に気づいたインドサイ
饗宴で世界を知るフクロモモンガ
水の流れに寄り添うと決めたスイギュウ
完全なる世界を見たいヒマラヤタール
結婚の幸せに囚われるハリモグラ
呑みこんだ命に呑まれたキングコブラ
人間の少女との約束を記憶するラクダ
孤独で不安になるウォンバット
●巻頭スペシャル口絵
多和田葉子の小説の装画・挿画で知られる溝上幾久子による、動物たちの銅版画作品をカラー掲載。

