推しの卒業、それでも応援を続けた
12年間の応援の中では、大きな転機もありました。板垣さんの卒業、そしてコロナ禍。ファン層も大きく変化し、自身もこれまでと同じように応援を続けるか迷った時期があったといいます。
それでも心をつなぎ止めたのは、変わらず“夢を追い続ける5人の姿”でした。
「M!LKが昔から変わらずに口に出している大きな目標に向かう姿勢や、5人のメンバーの絆、活躍するためにメンバー各々が試行錯誤して取り組む姿を見て、『私もこれからもずっとM!LKについていきたい』と思い、今に至っています」
ライブの集客やYouTubeの再生数、登録者数が思うように伸びず、悔しい思いをしてきたからこそ、「M!LKの活躍のためなら少しでも貢献したい、宣伝したいという気持ちで応援してきた」と振り返ります。
良くも悪くも“注目されている”
長年応援してきたファンにとって、2025年は忘れられない1年に。曲のヒットにより年末の「レコード大賞」や「紅白歌合戦」などに初出演。「M!LK」として露出も増え、さらに大きくお茶の間に注目されるようになりました。
「11年でグループの人気は徐々に伸びましたが、この半年で今までの何倍も人気を実感しています。み!るきーずがたくさん増えて、『M!LK』と言うだけで通じるようになったことが本当にうれしいですし、街ロケなどで世間の人から『キャー!』と言われているM!LKを見ることが心から幸せです」
一方で、人気の急拡大によって環境が大きく変わったことへの戸惑いもあるといいます。
「待ち望んでいた状況ですが、今までと振り幅が大きすぎる分だけ環境が変わり、戸惑っている気持ちも正直あります。これまで培ってきた歴史や、リアルタイムでないと伝わり切らない価値観もあります。いちファンとして経験談を発信したいですが、ネット上でのファン同士のぶつかり合いやトラブルもあり、思いを伝えることの難しさを感じています」
SNS上で他グループとの比較や対立が見られる現状については、「M!LKはM!LK。それぞれのグループ・アーティストには十人十色の良さがあるので、比較対立するのではなく、自分の好きなものを大切にできたらいいなと思います」と話します。
その一方で、「良くも悪くも注目されているからこその状況。世間の人の生活の中にM!LKという存在が響いていること自体はうれしく思います」と受け止めつつ、「比較したり貶したり、傷つけ合うことで得をする人は一人もいません。大切な人に『大好き』を伝えるためだけにSNSを使えたらいいなと思います」と願いました。

