現役時代はNPBの東京ヤクルト・スワローズやMLBのニューヨーク・メッツなどでプレーした野球解説者の五十嵐亮太氏が、10月12日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希の現状と今後についての私見を語った。
2019年に千葉ロッテマリーンズでプロキャリアをスタートした佐々木は、今季からMLBに挑戦。ドジャースでは当初、NPB時代と同じく先発を務めていた。
しかし5月に故障し、戦線離脱を余儀なくされる。その後、マイナーリーグでの調整を経て、9月にメジャーへ復帰して以降はリリーフにコンバート。すると、ポストシーズンでここまで5試合に登板し、フィラデルフィア・フィリーズとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦(2対1)では3回をパーフェクトに抑えるなど、1ホールド2セーブをマークしている。
現役の頃にリリーフで活躍した五十嵐氏は、ドジャースの“新守護神”の現状について「肩の状態が良くなったのと、佐々木投手が『良い時のフォームに戻せた』と話していたので、フィジカル面がしっかりしてきた感じです」とコンディションの良化を指摘。技術面では、こう解説する。
「球筋はめちゃくちゃ良い。しっかりとボールを押し込め、スピンが効いたままミットに届いているので、球質もスピードも両方良いです。あとフォークボールをストライクゾーンに投げ込むことも、空振りを取ることもできる。(ストライク)ゾーンで勝負できるのは強みです。甘いコースでも力で押したり、空振りを奪えるのは、ボールの質や勢い、強さがないとできない。リリーフだと、自身の強いボールをしっかり投げることだけに専念できるようになり、佐々木投手らしさがすごく見えてきました」
ただ現状のスタイルのままでは、先発で結果を出すのは難しいという。
「あのピッチングでは、長いイニングはもたない。今はストレートとフォーク、この2つの球種をメインに投げています。先発ピッチャーはスライダーや2シーム、シンカー系など、いろんな球種を上手く組み合わせながら、打たせて取るのも大事。長いイニングを投げるためには、細かい作業も必要になってきます」
はたして佐々木は今後、リリーフを続けるのか、先発に戻るのか。五十嵐氏は「どうなんだろうね。今のピッチングスタイルで何イニングを持つのかを、考えたことがある」とし、こう続ける。
「ポストシーズンで、3イニングを投げて良いピッチングをしました。あれが4回、5回、6回ぐらいまで行けたら、凄いんですよ。強さを出しながら投げていると、身体も反応するし、強くなってくるし、慣れてくる。そこを基本として、細かいカットボールやツーシームといった球種を上手く投げていけたら、より長いイニングを投げられます」
そして「リリーフの適性は絶対にあります。だけど、先発としての適性ももちろんあるから、これが監督やコーチ、チームがどう判断するかですね」とまとめた。
現在は、リリーバーとしてドジャースの2年連続世界一に向け奮闘している佐々木。来年以降の動向にも大いに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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