【小柄でも大きく飛ばせるコツ】
お腹に力を入れて親指の内側に体重を乗せる

たとえ小柄で非力でも、力の出し方(使い方)を正しくマスターすれば、飛距離はまだまだ伸びる。そのポイントは大きくふたつあります。
ひとつは、構えるときにお腹にグッと力を入れること。腹筋を使えば体幹が安定し、飛ばしのパワーがボールに効率よく伝わります。
もうひとつは、両足の親指の内側に体重を乗せること。指の付け根の拇指球を意識してください。シャフトが長いドライバーは、ボールから離れて立つので体の重心がうしろになり、カカト体重になりがち。反対に、ツマ先側、かつ親指の内側に体重を乗せることで、全体のバランスがよくなり、フットワークを使って大きく飛ばせますよ。

お腹に力を入れないと、出力が上がらない。力を入れても、途中で抜けてしまうことがあるので注意しよう

トップで体が起き上がると、お腹の力が抜けてカカト体重になってしまうので、前傾姿勢をしっかりキープ!
ツマ先側に体重をかける

足の真ん中より、ツマ先側に体重をかけたほうがバランスがよくなり、全身を使ってスイングできる
カカト体重はNG

カカト側に体重が乗ると、前傾姿勢が深くなりすぎたり、過度なハンドダウンになったりしてミート率が悪くなる
両足を閉じて打つと力感の善し悪しがわかる

「正しい力の出し方を覚えるには、両足を閉じて打つドリルがオススメ。私は練習の最初にこれを必ず行ない、力感を確認します」(リ ハナ)
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習してみてくださいね。

清本美波
●きよもと・みなみ/2005年生まれ、愛知県出身。153㎝。23年のプロテストにトップ合格。今季はステップアップツアーの「ユピテル静新レディース」4位。ジェイテクト所属。

大岩龍一
●おおいわ・りゅういち/1997年生まれ、千葉県出身。182㎝、92㎏。25年「カシオワールドオープン」でツアー初優勝。ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した「トータルドライビング」部門はつねに上位。

リ ハナ
●2001年生まれ、韓国出身。157㎝。23年「樋口久子三菱電機レディス」でツアー初優勝。20-21年シーズンにはステップアップツアーで3勝をあげるなど、正確無比なショットに定評がある。飯田通商所属。
構成=小山俊正、石川大祐
写真=田中宏幸、相田克己、高木昭彦
協力=日神グループ 平川CC、取手国際ゴルフ倶楽部

