ロフトなりの打ち出し角で狙った距離が打てる

ボールを軽く払い打つイメージをもてばリキまずに飛ばせる(右写真)
ユーティリティはアイアンの延長として操作できますが、上から打ち込みすぎるとうまく当たりません。アイアンよりも長く、スイングプレーンがややフラット(ヨコ振り)になるぶん、クラブの入射角をゆるやかにすることがポイントです。
そのために私は、腕力に頼らず、力を抜いてシャフトをしならせる。そして、上から打ち込まずに、ボールを「さらっ」と払い打つ。このイメージをもつと、ロフトなりの打ち出し角とスピン量になり、狙った距離を正確に打てますよ。

上から打ち込みすぎると、ロフトが潰れて(立って)高く上がらない、スピン量が増えて飛ばない、といった弊害が起こる

スイング軸をキープしたまま、クラブの入射角をゆるやかにして、フェアウェイウッドのようにボールを払い打つ
スタンス幅はアイアンと同じ

「スタンス幅を広くしすぎると体が回りにくくなるので、ミドルアイアンとほぼ同じにして、ボールをやや左に置きます」(林)

クラブを最後まで振り切り、フィニッシュをしっかりとることで、上から打ち込む動きを修正できる
スイングプレーン

ユーティリティはアイアンよりもシャフトが長く、ボールから離れて立つぶん、スイングプレーンがややフラットになる。この違いを理解することが大事
いかがでしたか? 200ヤード前後の距離を打つ際、参考にしてみてください。

リハナ
●2001年生まれ、韓国出身。157cm。JLPGAのプロテスト合格を機に日本語を本格的に勉強し、今では流ちょうに話す。今季はステップアップツアーの「ツインフィールズレディース」2位タイなど調子も成績も上昇中。飯田通商所属。

澁澤莉絵留
●しぶさわ・りえる/2000年生まれ、群馬県出身。160cm。9歳からゴルフをはじめ、強豪の沖学園高校を経てプロ入り。新一万円札の肖像になった渋沢栄一の子孫として話題に。清水建設所属。

林菜乃子
●はやし・なのこ/1997年生まれ、神奈川県出身。154cm。18年のプロテストに合格。同年のステップアップツアー「京都レディースオープン」で初優勝。師匠の芹澤信雄にはプロ入り前から指導を受けており、師匠ゆずりの教え上手。
構成=小山俊正
写真=田中宏幸、高木昭彦
