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「後輩なんだから当たり前でしょ」とパシリ扱いされた私が、最後の一品で主役になったBBQ

「後輩なんだから当たり前でしょ」とパシリ扱いされた私が、最後の一品で主役になったBBQ

最後の一品

網の火が落ち着いたころ、私は包みを開けました。切り分けたのは、塊のまま火を入れたローストビーフです。前の週から店の冷蔵庫で寝かせて、切る直前まで温度を保ってきました。取り分けた皿が回るうちに歓声が広がり、部長が席を立ってこちらへ来ました。

「この肉、どこの?」

「実家で、朝から仕込んできました」

駅前の店名を伝えると、部長は何度もうなずきました。そこへ、隣にいた同僚が付け加えます。

「準備も買い出しも、全部彼女がやってくれたんですよ」

先輩たちの表情が一変したのは、その瞬間でした。

そして...

解散の間際、幹事の先輩が私の隣に来ました。

「次は、私も仕込みから入れて」

私は黙ってうなずきました。謝罪の言葉はありませんでした。それでも、帰りの車で先輩が助手席を譲ってくれて、扱いが変わったことだけは伝わってきました。次の買い出しの一覧は、2人で書くことになっています。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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