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「子どもがいるんだから前を譲って」と迫った友人→入場口で係員が確かめた画面に、列の空気が一変した

「子どもがいるんだから前を譲って」と迫った友人→入場口で係員が確かめた画面に、列の空気が一変した

「前を譲って」で始まった交渉

人気キャラクターショーの前方席は、抽選と本人確認つきで、当選は1席だけでした。未就学児は保護者の膝の上なら座席がいらないという案内も、申込画面に載っています。合流した友人は、自分の電子チケットの座席番号とこちらの画面を見比べて、まず子どもの頭に手を置きました。「子どもがいるんだから前を譲って」。続けて「あなた1人なんだから、後ろでも同じでしょ」と、自分の後方席の画面をこちらに向けてきます。

断れない空気の作り方

私が返事をためらうと、友人の声は周りに聞こえる大きさに変わりました。「ここで断るの、ちょっと冷たくない?」。子どもは前方の舞台を指さして笑っていて、悪いのはためらう私のほうだという空気ができあがっていきます。私は前方席の画面を友人の端末へ送り、代わりに受け取った後方席の画面を開いたまま、列に並びました。楽しみにしていたのは私も同じなのに、その一言が出せずにいました。

配信元: ハウコレ

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