「全国の看護師」という明確なターゲット
ますみは併せて、“視聴者のターゲットを絞る”ことの重要性について話しました。
「看護師あるある」はますみの強みを活かした動画ですが、それと同時に日本に存在する“約140万人の看護師”という明確なターゲットを見据えていました。その結果、登録者数は1日に1000人、次の日にまた1000人と増え続け、すぐに10万人を突破したのだとか。天才ピアニストの計算、恐るべし……!
2人は受講者が今後、まだ知名度があまりない芸人さんとタッグを組む場合は「まだ手がつけられてないジャンル、かつ、その人が得意なジャンルの企画にしてみては」とアドバイスを送りました。

わたしは取材としてこの講習会に参加しましたが、芸人にとってもタメになる話ばかりで、すっかり受講者になった気持ちでうなずきとペンが止まりませんでした。メモメモ……!
芸人が動画スタッフに求めることとは?
天才ピアニストは「看護師あるある」のほかに、多数の芸人たちを招いて演じる「医療あるあるドラマ」もYouTubeに投稿しています。
このドラマの台本を竹内がすべて手掛けていることを明かすと、MCのじゅんぺぇさんは「え、全部?!」と仰天。さらに「でも竹内は看護師の経験はないわけやん? どうやってんの?」と質問すると、竹内は「医療あるあるをやりすぎて、ちょっとわかってきた」と話し、教室から驚き混じりの笑いが起こりました。
これには看護師経験のあるますみも「看護学生よりも、へんに知識はあるかも」と太鼓判を押していました。

この「医療あるあるドラマ」の撮影は、作家1人がカメラを担当。竹内は台本作成に加え、カット割まで自ら考えているそうです。そして、ますみがスタジオの予約と演者のスケジュール調整を行なっています。そんな“何でもこなしてしまう”天才ピアニストが、動画スタッフに求めることは何なのでしょうか?
「撮影してくださるなかで『この部分、こういうカット割とかどうですか?』とか、提案してくれる作家さんはありがたいです。なので、動画をたくさん見ている作家さんはありがたいです」
こう話す竹内はさらに、「YouTubeのなかでも、いろいろな種類の動画を。テレビだとバラエティやロケやドラマなど、いろいろな動画の撮り方をわかっている方が裏方についていると、すごく心強いです」と、さまざまなジャンルで”おもしろい”の引き出しを持っていることの大切さを伝えました。