ドゥカティのマルク・マルケスはMotoGPインドネシアGPで負傷してしまったが、弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)によると復帰を急いではいないという。
マルク・マルケスはインドネシアGP決勝の1周目に、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)に追突され転倒。このクラッシュの結果、右肩を負傷した。
肩甲骨を骨折したマルク・マルケスは手術を受け、治療に専念している。既にオーストラリアGPとマレーシアGPの欠場は決まっているが、復帰予定はまだ明らかになっていない。MotoGPのメディカルディレクターからは、第21戦ポルトガルGPでも厳しいのではないかという声も挙がっている。
マルク・マルケス本人は今季タイトルを獲得した今、復帰を急いだりはしていないという。弟のアレックス・マルケスが近況を明らかにした。
「自宅の方では全部順調だよ。兄はポジティブな様子だし元気だ。それに兄は復帰を急いだりはしていないんだ。もう全てを終えているからね」
アレックス・マルケスはそう語った。
「ちょっと前、兄には『急ぐ必要はない。準備が整ったときが、準備のできたときだ』と、話していたんだ」
「本当ならハッピーな時期に怪我をしてしまったわけだけど、全ての仕事をやり終えたと分かっているから、兄もある意味リラックスしているようだった」
なおアレックス・マルケスは兄の怪我について、マンダリカ・インターナショナル・サーキットのターン7のランオフエリアにある段差が悪さをしていたと考えている。そしてアレックス・マルケスは、サーキットの安全性確保はライダーではなく主催者の仕事だと行動を促した。
「ライダーはクラッシュしたときに、(ランオフエリアの安全性を)確かめることになるんだ」
「トラックウォークのときに、そこを見ることはない。あまり考えたいことじゃないんだ」
「でも(運営の)ドルナにはそのエリアに問題は何も無いかを確実にするために取り組むスタッフはいるんだ。だから、コース全域を歩いて何が良くて何が悪いかを確かめるのは、ライダーの仕事じゃない。ドルナのすべきことだ。今年はそういった点で、いくつかミスが見られてきたんだ」
「これは将来的な問題だ。運営が、ライダー全員に健康で全てのレースに参加してほしいと思っているなら、彼らは改善に取り組む必要がある。彼らとしても、その点は認識していると思う」

