鬼宿日の過ごし方
どんな吉日にも、その吉日に向いた過ごし方があるもの。ここまでにも少しご紹介してまいりましたが、いったん整理してお伝えしましょう。鬼宿日に特にやりたいことがない…。
こんな方も、この項目を参考にして、鬼宿日を活用してくださいね。
宝くじの購入やお財布の購入
鬼宿日は、運のいたずらや邪魔を受けづらい日。そのため、良い運を授けてくれる宝くじと出会いやすい日といえるでしょう。また、都合がつけば少し遠方にある「良く高額当選の出る宝くじ店」に行くのもおすすめ。
事故等のアクシデントにあう可能性が低い日に、良い場所で宝くじをゲットできます。
お財布の購入も、この日の幸運を享受したお財布を手にできるのでおすすめ。良い日に購入したと思うと気持ちも安定するでしょうし、お財布の扱いも丁寧になるでしょう。
お財布を丁寧に扱うことは、金運アップにつながることとされます。鬼宿日を機にお財布の扱いを見直すのもおすすめです。
その他、お釣りの貯金や500円玉貯金を始める等、貯蓄を始めるのも良いでしょう。
寺社仏閣の参拝
人間は、自ら発するけがれと人から受けるけがれ、双方により日に日にけがれをためるといわれます。そのため、定期的にけがれを払うべく、寺社仏閣に参拝するのがおすすめ。
鬼宿日はアクシデントに見舞われづらく、平穏かつスムーズに参拝しやすい日なので、活用しない手はないでしょう。
特に、何となくツイていないという状態になった時、この日に参拝するのはおすすめです。
また、お釈迦様のお誕生日でもあるので、仏教に触れてみることで、気持ちの仕切り直しを図るのも良いでしょう。
写経や瞑想は少しハードルが高いかもしれませんが、関心があれば試してみるのもおすすめ。
もっと簡単に、動画サイトでお経を聞きながら手を合わせたり、お香を焚くのも良いでしょう。
夢や目標への第1歩を踏み出す
鬼宿日は、何事も邪魔が入りづらい日なので、ヤル気に水を差されることなく、大切なことを始めやすい日とされます。そのため「開業したい」「難易度の高い資格を取りたい」といった、夢や目標への第1歩を踏み出すことに適した日といえるのです。
とはいえ「勉強についていけなかったら?」「始めても三日坊主になりがちなのが嫌」という方もいるでしょう。
実はそんな方にほど、鬼宿日は活用していただきたい日。邪魔が入りづらいイコール、ハードルが取り除かれやすい日でもあるのです。
懇切丁寧な解説のある参考書を探したり、相性の良いスクールを探すのに向いた日といえるでしょう。
スキルアップを狙う以外にも、ずっと憧れていた趣味を始めることにも向く日です。
鬼宿日にやってはいけないこととは
ズバリ、結婚にまつわることです。挙式や婚姻届けの提出を終えて、新郎新婦が家に戻ったら、鬼とバッティングして災いが起きやすい日とされています。挙式中のちょっとした言葉のすれ違いが原因で、家に帰ったら大喧嘩なんてことになりかねないということです。
厳密に意味をとるならば、親族の顔合わせや結納、プロポーズ等も避けて。また、婚約指輪や結婚指輪の購入も避けた方が無難です。
鬼宿日に関する疑問
ここからは、鬼宿日に関する疑問についてお答えします。暦を見ていると様々な凶日が出てきて、不安になる…。
こういう人もいるでしょう。これを読んで、凶日と鬼宿日が重なる日の意味を知り、落ち着いて対処できるようにしましょう。
不成就日・受死日が重なった場合
何事も成さないとされる不成就日。特に、本来は鬼宿日にすると良いとされる、何かを始めることを邪魔する日とされます。そのため、不成就日と重なる日は通常通り過ごすことがおすすめ。
ただし、天赦日、大明日、母倉日、天恩日が重なる日は、不成就日の意味が打ち消されるとされます。それならば大丈夫と思えるのであれば、活用するのも手です。
一方の受死日は、葬儀以外には何事にも向かない日。平穏第一で過ごしたい日です。
ただし、天赦日と重なればその意味を打ち消すとする説も。こちらを採用できる方は、活用するのも悪くありません。
仏滅・赤口が重なった場合
何事にもツキがないとされる仏滅。特に、物事の開始や慶事は慎むべき日とされるので、鬼宿日と重なったら、活用は控えるのが無難でしょう。一方で、一流万倍日と重なれば、仏滅の影響を半減させるという説もあります。こちらを採用するのであれば、少額の宝くじを買うのは良いでしょう。
また、プチ断捨離や部屋の掃除をするのは悪くありません。
一方の赤口も、慶事にはツキが見込めないとされる日。結婚以外の慶事に向くとされる、鬼宿日としての利用は避けるのが無難でしょう。
いっそ、何も重ならない鬼宿日を選んで動くのがおすすめです。

