月徳日におすすめの過ごし方
ここまでにも少しずつ、月徳日におすすめの過ごし方をご紹介してきましたが、改めて、整理してお伝えしましょう。ライフイベントとされることにツキのある月徳日ですが、特に予定のない方にも活用しやすいよう、アドバイスもお伝えします。
引っ越しやプチ旅行をする
詳細こそ神秘のベールの奥のようですが、月徳日は「土」や「地面」に関係あることをすると良い日とされます。住まう土地を変えることもラッキーとされているため、引っ越しにはもってこいの日。この日に引っ越しができたと思うだけでも、新生活への不安を軽減できるでしょう。
一生の住まいを得たい等、極力失敗を避けたい引っ越しを考えている場合は、引っ越しの計画を始める日に当てても。
もちろん、実際に引っ越す日もこの日にするのがおすすめです。
引っ越しの予定がない場合は、日帰りのプチ旅行の日にしても。何をしてもツキがある日とされるので、旅行にもぴったりの日なのです。
念には念を入れたい場合は、六曜や他の吉日の意味も拾って活用すると良いでしょう。
建築・リフォームや模様替え
土木建築に適した日なので、地鎮祭や棟上げを行うにはおあつらえむきの日。新築だけでなく、リフォームにも向いた日です。また、庭にカーポートや倉庫、楽器の練習室等を建築する場合にも、ツキのある日として使えます。
つまり「何か建てたい」「間取りを変えたい」等、建築にかかわることなら何をするにも活用できる日ということ。
建築会社さん等に、相談を持ち掛ける日として活用するのも良いでしょう。
これほどの大きな予定がない場合は、部屋の模様替えをしてみて。余裕があるならば、家具の位置を変えたり、壁の塗り替えをしてみるのも良いでしょう。
そこまでできないにしてもカーテンやソファのカバーを取り替える等、小さな模様替えに挑戦するのがおすすめです。
ガーデニングや趣味・勉強を始める
土いじりにツキのある日なので、ガーデニングを始めるのにはぴったりの日。プランター菜園や、植木鉢1つで始める観葉植物の育成を始めても良いでしょう。育てるものは観葉植物に限らず、花やハーブ等何でもOKです。
ガーデニングや畑仕事に興味のある方ならば、休日と月徳日が重なる日を選んで。自治体が貸し出す畑等で、本格的に畑を始めるのに向く日だからです。
特にガーデニングや畑に興味がない場合は、趣味やスキルアップのための勉強を始めることを考えてみて。
月徳日は「今月のラッキーデー」なので、何かを始めることにも好都合な日。
「何かきっかけがないと、ちょっと気後れして始めづらい」ということがある方は、この日をきっかけの日としてみましょう。
月徳日の注意点とは
土用の期間と三隣亡の重なる日は、たとえ月徳日でも土木建築工事、地鎮祭等の建築にかかわる行事、畑仕事を避けたい日。土用の期間は年4回、20日間近く期間。ただし、土用の間日にあたる月徳日は問題なく使えるとされているので、暦を調べてみましょう。
また、三隣亡は「引っ越し先の三軒隣まで災いをもたらす」といわれます。周囲の人のためにも、上記のような行動は避けて正解です。
月徳日に関する疑問
暦には様々な項目があるため、よく見ると様々な吉日と凶日が重なっているもの。そのため、どっちを採用すべき?
このように悩むこともあるでしょう。ここからは、月徳日と代表的な凶日が重なったときにどうするか?という疑問にお答えしましょう。
不成就日・受死日が重なった場合
不成就日は、始めたことが実りを結ばない日とされます。邪魔が入りやすいので、月徳日でも不成就日が重なっていれば、活用しないのがおすすめです。なお、不成就日を相殺できる吉日もあるとされますが、月徳日はこれに当てはまりません。
一方の受死日は葬儀以外、ツキがないとされる日。そのため、月徳日が重なっていても、いつも通りの生活を送る方が無難です。
ただ、両日ともに天赦日が重なると、悪い意味が打ち消されるという説があります。
こちらを採用したい方は、少なめに宝くじを買う等、ちょっと控えめな活用をすると良いでしょう。
仏滅・赤口が重なった場合
仏滅は、何をしても運が味方しないとされる凶日。形あるものが滅する日とされるので、月徳日に良いとされる、住宅の建築や畑を始めること、買い物等も避けた方が良いでしょう。
なお、一粒万倍日が重なると仏滅の影響を半減するという説も。こちらを採用する場合は、少額の宝くじの購入等、小さな行動を心がけましょう。
赤口も慶事に向かない日なので、建築や建築関連の行事、何かを始めることは避けて無難です。
比較的運が安定する、お昼時に買い物をする程度にして。ケガをしやすい日ともされるので、ネットショッピングがおすすめです。

