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映画『秒速5センチメートル』 白山乃愛インタビュー 正統派美少女が表現した未経験の感情 ── 幼き明里が映画へ想うこと

映画『秒速5センチメートル』 白山乃愛インタビュー 正統派美少女が表現した未経験の感情 ── 幼き明里が映画へ想うこと

まだわからない感情

——貴樹と明里の登下校のシーンなど、すごく自然な感じがしたのでアドリブなのかな?と思う場面もありましたね。

あのシーンはアドリブだったと思います。監督から、「このシーンはこういう気持ちをお互い抱えているから」や、「悲しい気持ちだから、無理やり笑っている。けど2人でいると落ち着ける関係。そういうことを表現してほしい」と説明していただいたので、その上でアドリブをしていました。最初は難しかったのですが、監督の説明のおかげで少しずつできるようになりました。台本にある設定の上に、即興で話を振ったら返してくれるし、振られたら振り返すというような感じで、最終的にはアドリブが楽しいと思うようになりました。

——上田悠斗さんと演技をしていくなかで、刺激を受けた部分はありましたか?

悠斗くんは、”小学校の同じクラスにいる男の子のような感覚で楽しく過ごしていたのですが、いざ撮影が始まると、貴樹くんにしか見えなくて。その切り替えができるのはすごいなと思いました。

——白山さんはどのシーンを演じるのが一番大変でしたか?

雪のシーンです。とても寒い中撮影していて、震えて”演技に支障が出たりしないかな?”と不安はあったのですが、監督やスタッフの皆さんに支えていただき乗り越えることができました。

——電話ボックスで、泣きながら連絡するシーンも象徴的です。ここも感情を表現しないといけないので、苦労されたかと思います。

私は、ずっと一緒にいた大切な人と離れたことはないし、引っ越しの経験もまだないので、正直理解できない感情もありました。泣くシーンもあまり得意ではないので不安でしたが、監督が、そのシーンをゆっくり優しく説明してくださったおかげで感情が入りました。あの時、自然と涙が流れた感情も自分がまだ経験していない感情だったので、”大人になったら、見え方が変わるのかな?”って思うと、楽しみです。

自分の好きなものこそ‥‥

——劇中のセリフに「昔出会った、好きなもの、好きな場所、好きな匂い、好きな言葉、好きな景色は、思い出というより今も日常です」というセリフがありますが、現在の白山さんが個人的に好きなものを教えてください。

きゅうりが好きです。マヨネーズもお味噌もつけずに、そのまま食べるのが好きなんです。素材の味を味わえるというか、水々しいところが美味しいです。

——では好きな場所はありますか?

場所は雪が降っているところが好きです。雪だるまを作ったり雪合戦をしたり、色んな遊びができたりするので、もともと雪が好きなんです。『秒速5センチメートル』の現場でも雪あそびができて楽しかったです。

——好きな匂いと好きな言葉を教えてください。

好きな匂いは、大阪のおばあちゃんの家の匂いです。都会では感じられない自然の空気が好きです。好きな言葉は、”笑う門には福来る”と”好きこそものの上手なれ”です。私、ことわざが好きなんです。”笑う門には福来る”は、たくさん笑えば、いいことが起こるという意味が好きです。”好きこそものの上手なれ”の言葉の意味のように、私は演技が好きなので、たくさん勉強して、もっと上手になりたいと思います。

——どんな大人になりたいですか?

お仕事の面では、長澤まさみさんのように幅広い役を演じられる俳優さんになりたいです。役でいうと、探偵役に挑戦したいです。謎を解いて皆を助けるような役を演じてみたいです。普段の生活面での憧れは、お母さんです。ずっと一緒にいるし、支え方が上手で、私が悲しかったら、ちゃんと慰めてくれるし、「泣いたらすっきりするでしょ」ということも教えてくれました。お母さんのような大人になりたいです。

——『秒速5センチメートル』の次の作品、11月21日公開の映画『果てしなきスカーレット』では、声優さんとして参加されていますよね。声のお仕事を経験されてどうでしたか?

普段の演技の仕方と違って、声だけに感情を乗せないといけないので難しいなと思うことはありました。今まで表情込みで演じていたものを、声だけで演じるとなると、”ちゃんとできてるかな‥‥”という不安がありましたが、実際に演じてみて、表現の幅が広がりとても勉強になりました。

配信元: otocoto

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