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大口取引先の社長として現れたのは、数か月前に切り捨てた友人の恋人でした

大口取引先の社長として現れたのは、数か月前に切り捨てた友人の恋人でした

応接室に現れた社長

通された応接室で待っていると、社長が入ってきました。名刺を差し出す手前、顔でわかりました。用意した挨拶の順番は崩れ、私は誰よりも深く頭を下げました。商談中、友人の恋人は一度もあの日の話をしませんでした。説明の拙い部分まで丁寧に確かめて、最後は契約をまとめてくれました。お金目当てと切り捨てた相手に、私は会社ごと助けられていました。帰りの車で上司は上機嫌で、私は窓の外ばかり見ていました。

そして...

帰り道に打ち始めた文面を、数日かけてやっと送りました。「お金目当てって言ったのは、あなたが羨ましかったから」「ごめん。今さらだけど、直接謝らせてほしい」。返信は短くて、会う日と、あの店の名前だけがありました。私はカレンダーにその日を書き入れて、まず謝ることだけを決めています。

(20代女性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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