通せる形に書き直した資料
持ち帰った企画書を、私は費用の欄から読み直しました。店舗数を絞れば、決裁の枠に収まる余地があります。彼女の陳列の図はそのまま生かし、規模だけを直した資料を作って、2週間後の定例で広げました。「この形なら、社内に通せます」。説明しながら、彼女が図の端を見ていることに気づきました。半年分の説明を、私はこの1冊に詰め込もうとしていたのだと思います。
そして...
定例のあと、私は短いメッセージを送りました。通せない約束をしたくなかった、と。それが言い訳の側面を持つことも分かっています。次の定例では、断る前に費用の枠を先に伝えるところから始めるつもりです。彼女の資料を、最初のページで止めないために。
(40代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
