X-MENガチ勢が決めるX-MEN映画ランキングトップ10を発表する。どれだけX-MENが好きなのか? 映画「X-メン」の公開日が待ち遠しく、試写会の機会を得て観に行き、それからすべてのX-MENシリーズを公開初日に観るほどガチである。海外にいるときも、どんな予定よりもX-MEN上映を優先して初日に観た。そしてさらに……、いや、多くは語るまい。
デッドプールは間違いなくX-MENシリーズの作品だが
今回「X-MENガチ勢が決めるX-MEN映画ランキングトップ10」を決めるにあたり、デッドプールを含めないランキングをベースとして、含めたランキングも用意した。デッドプールは間違いなくX-MENシリーズの作品だが、感覚的にそう思わない人もいるためだ。
<X-MENガチ勢が決めるX-MEN映画ランキングトップ10>
1位 X-MEN:フューチャー&パスト
X-MENの転換期となる作品であり、ここから一気に、作品としての盛り上がりがグンとアップした。「ウルヴァリン:SAMURAI」で大きくエンターテインメントとして飛躍した勢いは「X-MEN:フューチャー&パスト」で衰えることなくブチ上がった。なによりX-MENの世界をいったんリセットした英断は、展開としても、今後の作品の広がりとしても秀逸。
2位 LOGAN/ローガン
本来ならば描かれることがないスーパーヒーローの老化・高齢化・衰退がリアルに描かれた作品であり、なにより重厚な物語を生き抜いてきたウルヴァリンとプロフェッサーXを主軸に置いたことで、嫌でも目が向く作品に仕上がった。その物語は吸引力は「X-MEN:フューチャー&パスト」「デッドプール&ウルヴァリン」にも勝る。
3位 ウルヴァリン:SAMURAI
日本人が観れば雑に見えるシーンもあるが、エンターテインメント作品として最高の展開を「あまりタルむことなく」魅せてくれた。ウルヴァリンの周囲にいるほぼすべての人たちが新登場で、過去の既存の関係性にとらわれることなく、爽快なくらい「好き勝手」に独創的な展開を楽しませてくれた。ラストシーンの「X-MEN:フューチャー&パスト」へ繋がるポストクレジットも秀逸である。
4位 ウルヴァリン:X-MEN ZERO
「ウルヴァリン:SAMURAI」とは別に、ウルヴァリンを取り巻く人々との関係性の「築き」を解説する物語となった。説明的ではなくスムーズに展開するが、終始暗い雰囲気はやや疲れる。……とはいえ、デッドプールが好きな人にとってはご褒美ともいえる展開があり、人によって評価が大きく分かれる。
5位 X-MEN:ファースト・ジェネレーション
先に「X-MEN:フューチャー&パスト」を観てからこの作品を観てほしい。ウルヴァリンのセリフ「一昨日来やがれ」の重みが変わるし、心のワクワクが数倍に膨らむ。
6位 X-MEN:アポカリプス
アポカリプスがチープな特撮映画のように見える点が極めて残念だが、ダラけることなく飽きずに観られる展開は良き。しかし「この物語はなくても良かったのではないか」と思える蛇足感は否めない。それでも上位にランクインしているのは、作品として良くまとまっているから。
7位 X-MEN:ダーク・フェニックス
評判は凄まじく良くないが、そんなに悪いとは感じない。異星人の出現はミュータントの世界に新たな展開をもたらしたし、今のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも似た展開を彷彿とさせる。ラストの曖昧な展開は今後の作品を考えてのことと考えられるが、もう少しキリの良い描写が欲しかった。
8位 X-MEN:ファイナル ディシジョン
おそらく一番平凡な作品。しかしそれでも卒なく作られており、痛々しくなく生しいシーンさえ我慢できればX-MEN世界を深掘りできる設定資料的作品といえる。
9位 X-メン
ギリギリ、ギリギリ2026年の今でも通用するギリギリギリギリなVFXや特殊効果なので、今も普通に楽しく観られる。しかしギリギリなのでチープさは否めないし、冒頭が一番盛り上がって、あとは平たんな物語が続くのはやや悲しい。ちなみに今作のセイバートゥースと「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」のセイバートゥースを比較するといろいろと複雑な気持ちになって興味深い。
10位 X-MEN2
「X-メン」が「X-MENとはなんぞや」を教えてくれたのに対し、この作品は「こんなやつもいる」を教えてくれた作品。意外と原始的な戦いが多く、ミュータントの「こいつすごい」があまりない印象。それでも作品としては良くまとまっている。
