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「一口ちょうだい」で半分消えるかき氷、次の店で私が先に頼んだ2つ

「一口ちょうだい」で半分消えるかき氷、次の店で私が先に頼んだ2つ

先に頼んだ2つのかき氷

次に会った日、私は約束より先に店へ着き、いちごと抹茶を1つずつ注文して彼女を待ちました。席に着いた彼女がメニューに手を伸ばす前に、「先に2つ頼んでおいたよ」と伝え、抹茶のかき氷を彼女の前へ置きました。彼女はスプーンを手に取ったまま、なかなか氷に口をつけません。「好きなほうと替えてもいいよ」と続けると、彼女は目を伏せて、小さく息を吸いました。「ごめん。自分で頼んで、外したらって思うと選べなくて」私のかき氷を食べ続けていた理由は、そこにあったのです。

そして...

「次からは、2人で選ぼうね。半分こなら、2つ頼んで分ければいいから」と私は言いました。彼女はうなずいて、抹茶の山にようやくスプーンを入れました。溶けかけたいちごを、私は端から順に口へ運びました。帰りのレジで、伝票は初めて2人分に分かれていました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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