「浴槽がピンクに染まるかも」の不安
撮影のためにキッチンペーパーに乗せていた紅生姜入浴剤を容器内に戻すと、キッチンペーパーが染まりました。……キッチンペーパーならいいんだけど、これ浴槽がこんな感じでピンクに染まったりしないよね?……少し不安がよぎります。
怖いですが、やってみるしかありません。えいやっ!
紅生姜入浴剤を入れてすぐはちょっと事件性のある感じに……
しっかりかき混ぜましょう。しかしおそらく入れる量が少なかった気がします。優しいピンク色。香りもそこまで強くありません。そこでもう少し量を足してみることに。
いい感じの色味になりました!そうか、1回分ずつの個包装になっていないメリットは、自分の好きな量を調整できること。せっかく紅生姜風呂にするならこのくらいのほうが楽しいですよね。
しかし、不思議だったのは粉状の時はあんなに紅生姜の香りがしていたのに、お湯に溶かすといわゆる「温泉のもと」みたいな香りになったことです。入浴剤を使用した翌日以降ずっと「風呂が紅生姜くさい」というのは困りますが、これなら想定の範囲内の香りで遊びに来た友人にも変な顔をされずにすみますね。
懸念だった「浴槽が紅生姜色に染まるのでは」の件は問題ありませんでした。使用後にお湯を流せば色がつくことはありません(使用後もずっとお湯を張ったままだとどうかはわかりませんが……)。危険なのは粉の状態で何かに付着することだと思います。浴槽のフチに少しこぼれてしまった入浴剤は色が沈着しそうになっていました。早めに水分を含んだ布でふき取ることをおすすめします。
気になったのはやはりフタ
ショッキングピンクがインパクト大!でも入浴剤としては香りが奇をてらいすぎることがなく、効能も期待できそう……。最初に思っていた以上に「いいじゃん!」となった紅生姜入浴料ですが、改善してほしいところがあります。それは、フタ。あのショッキングピンクの粉末を床にぶちまけることだけは避けたいのですが、なぜかフタがきっちり閉まった感じがしないのです。
まわして閉めるタイプなので、いけるとこまで閉めようとするのですが、「ここで最後か……?」というところまでいくとまた、ふわっと緩む(=開く)のです。そのため適度なところで閉めるのを止めるのですが、結局なんか怖い状態。容器ごと大き目のジッパーバッグに入れて保管していますが、絶対にこぼしてはいけない粉末だからこそ、フタの改善を強く望みます!
文・撮影/松本果歩
※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です
