廊下で返された言葉
会議後、私は先輩を廊下で呼び止めました。
「あの資料、私が作ったものですよね」
先輩は少し笑い、「チームの成果として報告しただけだよ」と答えました。作成者の欄を書き換えた理由には触れず、打ち合わせがあると言って離れていきました。
後日、同僚から、先輩が別の人の資料を自分の名前で提出したことは以前にもあったと聞きました。帰宅して元のファイルを開くと、表紙には確かに私の名前が残っています。
そして…
数日後、課長が私の席へ来ました。
「あの資料、作ったのはあなたなんだってね。次はあなたが報告して」
課長は先輩にも確認し、次の会議では私を報告者にすると説明してくれました。
次の資料を作るとき、私は表紙の作成者欄へ自分の名前を入れ、ファイルの更新履歴も残しました。自分が担当した過程まで見える形にしておくことが、仕事を守る方法の1つだと考えています。
(20代女性・企画職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
