「そういうこと。じゃあね」
私は「そういうこと。じゃあね」とだけ返して、アプリを閉じました。同じ問いに付き合うのをやめたら、この関係がどうなるのか。送る直前まで迷いはありました。それでも、もう同じ問いに合わせて引き下がるつもりはありませんでした。数分後、同じアプリに彼からの着信が入りました。一度切れても、すぐにまた鳴ります。着信の通知は、その日のうちに20件を超えました。合間に届いたメッセージは、開かないままにしました。私は画面を伏せて、先に湯船に湯をためました。
そして...
翌日も着信は続きましたが、私は一度も出ませんでした。数日後、彼から長い謝罪のメッセージが1通届きました。読み終えても、返信したい気持ちは戻ってきませんでした。私はそのまま返事をせず、この関係を終わりにしました。待ち合わせで誰かを待つとき、私はもう駅の柱にもたれていません。
(20代女性・販売員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
