レモンの果実から種を採取して育てる動画がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で19万回以上再生され、2000件以上の“高評価”を獲得しています。
レモンの果実から種を採取して育てる
動画を投稿したのは、イタリアのYouTubeチャンネル「L' Arca delle idee - Stefano Gullotta(@StefanoGullotta)」。運営するステファノ・グロッタさんが植物のお手入れ方法やDIYなど、さまざまなチュートリアル動画を発信しています。
今回話題を呼んだのは、「種を捨てないで!」と呼びかけるタイトルで公開されたレモンの栽培動画です。スーパーで売られているような黄色く熟したレモンから種を取り出し、収穫できるようになるまでの過程をまとめています。
早く発芽させるコツを紹介
まずは、発芽までの時間を短縮する“簡単なコツ”として、投稿者さんは種のとがった方の先端を約2ミリほど爪切りでカットする方法を紹介しています。
実際に2つの種を使って比較しており、片方は果実から取ったそのままで、もう片方はカット。それをどちらも湿ったコットンで包んだ同じ環境で育てると、カットした方の種は、わずか1週間後に発根・発芽が確認できました。切る際に中の種を傷つけないように注意する必要がありますが、効果は高そうですね。
ちなみに、コットンで包んだ種はふた付き容器に入れて、温度が上がりすぎないように直射日光を避けつつ、十分な光が当たる場所に置いています。
次に植え付けでは、鉢に水はけをよくするために中粒のハイドロボールを全体の2割程度入れ、培養土を入れたら、根を下向き、芽を上向きにして植えました。少しだけ芽が土から出るくらいにして、最初はたっぷり水を与えています。
すると20日後には高さ3センチまで成長し、植え付けてから数カ月間はぐんぐん大きくなります。その後は成長がゆるやかになり、1年後には高さ20センチほどのサイズになりました。
品種にもよりますが、順調に成長した場合、数年後には大きな木に。ただし、植え付けから3~4年後に花が咲くようにするためには、ほぼ確実に接ぎ木が必要になると説明しています。動画の最後には、そうして開花から実がなるまでの様子がみられ、きれいな黄色いレモンの果実がたくさん実った光景が公開されています。
なお、日本では種苗法により、登録品種の種苗の増殖や譲渡などに制限がある場合があります。果実から採った種を家庭菜園で育てて自分で楽しむ範囲であれば問題ないとされていますが、増やした苗や種を他人に譲ったり販売したりする場合は注意が必要です。

