阪神間を中心に都市機能が集積し、歴史や文化も色濃く残る兵庫県。県内には、学習環境や進学実績などを背景に、高い知名度を誇る私立高校も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の40代を対象に「ネームバリューが強いと思う兵庫県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の40代から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位:武庫川女子大学附属高校
第2位に選ばれたのは、得票率9.4%の「武庫川女子大学附属高校」でした。西宮市にある武庫川女子大学附属高校は、1939年に創立された「武庫川高等女学校」を前身とする高校です。「高い知性」「善美な情操」「高雅な徳性」を兼ね備えた有為な女性の育成を理念としています。
同校では、各機関や武庫川女子大学と連携し、探究的な活動に取り組む「SOAR 探究コース」と、グローバルリーダーの育成を目指す「SOAR グローバルサイエンスコース」を設置。卒業生の約80%が内部進学制度で武庫川女子大学と同短期大学部に進学しています。
第1位:灘高校
第1位に輝いたのは、得票率18.2%の「灘高校」でした。神戸市東灘区にある灘高校は、1928年に開校した「灘中学校」を前身とする高校です。「精力善用」「自他共栄」を校是に掲げています。
中高一貫教育校の同校では、中学入学時に担任団を編成し、チームとして6年間その学年を受け持つ「担任持ち上がり制」を採用。全国屈指の進学校として知られており、2025年度の大学入試では、国公立大学は東京大学・京都大学、私立大学は早稲田大学・慶應義塾大学などを中心に多くの生徒が現役で合格しました。

