前日に伝えるのが親切だと思った
新人だった頃、私は出社直後に複数の指示を受け、予定を組み直すことに苦労していました。
その経験から、管理職になったら、前日のうちに伝えられる内容は共有しようと決めていました。先に知っていれば、部下も翌日の予定を立てやすいと考えたからです。
日中は会議や打ち合わせが続きます。落ち着いて手帳を確認できるのは、帰宅してからでした。
「明日の会議の資料、数字だけ先に確認しておいて」
そのメッセージも、夜に手帳を見返しながら送りました。急ぎではないため、読むのは翌朝で構わないと思っていました。
送信直後につく既読
夜にメッセージを送ると、部下はすぐに開いていました。返信を求めていなくても、既読の表示がつきます。仕事が早く、責任感のある部下なのだと思っていました。
しばらくすると、部下が昼休みに自分の席で眠る姿を見かけるようになりました。体調を崩しているのかもしれないと思いましたが、自分が送っている夜の連絡と結びつけることはありませんでした。
資料の確認漏れを指摘した日、部下から話す時間がほしいと言われました。仕事の進め方についての相談だと思い、会議室へ向かいました。
