大工アーティスト菱田昌平(菱田工務店)が、軽井沢にて自ら設計から施工まで手がけた「軽井沢の別荘」の販売を開始した。森と調和する木の構造体は、伝統的なティンバーフレーム工法を継承しつつ、国産栗材を使った力強い佇まい。断熱性や最新設備も備え、未来へと受け継がれる住まいとして完成している。現在、現地での見学も受付中で、素材や空間を直接体感できる機会が用意されている。
「古る、美る。」を掲げる大工アーティストの挑戦

18歳から大工として修業を積み、日本と欧州の職人技術を吸収してきた菱田昌平。27年の経験を経て掲げた哲学が「古る、美る。」──時間の経過を許容し、美しさへと変えていく建築思想である。
大工が設計から施工まで担うことで、意図と手仕事が乖離せず、一貫した住まいづくりを実現している。

「軽井沢の別荘」の特徴

所在地:長野県軽井沢町
土地面積:1,439平方メートル
延床面積:269.29平方メートル
構造:伝統的ティンバーフレーム工法+国産栗材
自然素材の表情と最新設備を融合させた本別荘は、時間と共に表情を変え、住むほどに味わいを増す空間となっている。




