(5)ショーパフォーマンスエリア
展示スペースの横に用意されているのが、ショーパフォーマンスエリア。受付で好きなメンバーを選び、ARゴーグルを受け取って定位置へ向かうと、そのメンバーが目の前でパフォーマンスを披露してくれる。
「9人から1人だけ選べ」というのが、まずもって残酷な問いかけである。散々悩んだ末、筆者が選んだのは千歌ちゃんだった。なお、今回は試遊体験のため1人だけだったが、一般チケットでは1枚につき3人まで周回可能。誰を選ぶか、しっかり考えておくことをオススメする。
ライブが始まると、なんと円形の舞台が目の前からせり上がり、そこに千歌ちゃんが登場する。披露してくれたのは「君のこころは輝いているかい?」。Aqoursの記念すべきファーストシングルであり、彼女たちの原点である曲を、ダンス付きのパフォーマンスで見せてくれるのだ。
驚くべきはその距離感。数歩で手が届いてしまいそうな位置で歌ってくれるのだから、これはなんとも感慨深い。アリーナの最前列でもこうはいかない。10年近く追いかけてきた相手がこんな近さで笑いかけてくるという状況に、体験中はずっと胸のあたりがざわついていた。
とはいえ手は出さないのがお約束。もちろん、盛り上がるのは自由だ。
映像は見せられないので、大変恐縮だがひとり盛り上がる筆者の姿でも見てほしい。いや、飛ばしてくれ。
(6)アバターオーバーレイエリア
続いてお隣のエリアでは、各メンバーのアバターコンセプトをイメージした特別展示が広がっていた。
ここで注目したいのがルームデザイン。これが結構凝っていて良いのだ。たとえば千歌ちゃんならミカンをベースにした色使いの部屋、曜ちゃんなら“ヨーソロー”ということで船の上のような空間、といった具合に、そのメンバーを表すモチーフがきっちり空間に落とし込まれている。元ネタがわかるほど、にやにやが止まらなくなるタイプの展示である。
そこに各メンバーのアバターのスタンディが用意され、アバターコンセプトを間近に感じられる構成になっていた。こちらも各メンバーの近くにQRコードが設置されており、スマホで読み込むと対応したメンバーのコメント動画が視聴できる。推しの部屋の前でじっくり時間を使いたくなる、そんなエリアだ。
