ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)のコンテンツを配信する有料プラットフォーム『DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)』の企画『浜田ウタ功』の第3弾が、8月26日(水)から配信されます。この番組は、浜田が「普段カラオケでよく歌う曲」のアーティストを直々に招き、トークとカラオケを楽しむもの。
今回は、HOUND DOGの大友康平をゲストに迎え、名曲『涙のBirthday』を歌います。さらにトークの流れから、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』も2人で熱唱することに。“大友節”を真横で聴いた浜田は、いったい何を感じたのか―――収録直後の2人を直撃し、デュエットの感想や楽曲の魅力、長年の付き合いを感じさせるエピソードを聞きました。

生の“大友節”を見て「笑ってまう」?
――収録、お疲れさまでした! まずは一緒に歌った感想を教えてください。
浜田 われわれはずっとHOUND DOGを見て、聴いてきた人間ですからね。大友さんと一緒に歌えるだけでも嬉しかったです。やっぱりテレビや音源で聴く大友康平と、横にいて生で聴こえてくる大友康平は違いますもんね。
「すごいな!」っていうのと、笑ってまうのと、2つあるんですよ。「うわ、すごい。そこ、そういう感じでグッと上がるんや」と思ったら、ちょっと笑ってまう(笑)。いろんな複雑な感じがありましたけど、やっぱり嬉しさが先でしたね。
――真横で歌声を聴くと、より迫力を感じましたか?
浜田 そうなんですよ! もう動きから、声の出し方から「コレコレ!」っていう感じでした。
――大友さんは、浜田さんの歌声を聞いていかがでしたか?
大友 僕らプロになると、ひとつの歌のなかにプランがあるんです。「こういう歌い方をしよう」「Bメロはちょっと下げてからガンッといこう」とか、いろんな設計図があって、それを一つひとつクリアしていかないといけない。前の部分で「あれ?」と思うことがあると、次になかなか行けないこともあります。

でも、基本的に歌は楽しいものだし、みんなで分かち合うものですから。浜ちゃんと歌っていると、そういう原点が見えてくるんですよ。要するに、メロディーと言葉を伝えればいいんだってことですよね。
浜田 僕は歌が別に上手くないし、大友さんたちみたいに表現できないので、ただただ「しっかりちゃんと歌わなきゃ」というだけなんです。
でも大友さん、歌手の方で「うわ、めっちゃいい歌やん」とCDを聴いて思って、テレビに出てきたら「全然ちゃうやん」っていう人、いません?
大友 (目を伏せながら)いや、私からは言いにくいです……。
浜田 ハハハハハ!(笑) 大友さんも生で歌ったら、ちょっとその気配はあるんですよ。「そこ、そんなに伸ばしてなかったやん」とか。
大友 あと、ちょっと上手いっぽくして、メロディーを壊したりする人もいますから。すごくお上手なんですけどね。

浜田 いや、ホンマそうなんですよ! 上手いからできるんかなとも思うんです。基本ができているから崩せる。漫才も、基本があるからアドリブを入れられるのと一緒かなとは思うんです。
ただ、あまりにも変わりすぎている人はね……。大友さんは、ほどよく変わってるんですよ。「ここ、気持ちでワッと上がってるな」とか、「あんた、そこそんなに伸ばしてた?」とか(笑)。今日の大友さんは「あ、大友康平や!」っていう感じでしたね。
浜田「大友さんが歌うと、大友さんのものになる」
――2曲目に尾崎紀世彦さんの『また逢う日まで』をデュエットした感想はどうでしたか?
浜田 やっぱり大友さんが歌うと、大友さんのものになるんですね。こういうのが、やっぱりすごいんやなと思うんですよ。もう、こなれてるじゃないですか。自分のものになってるから、「え、アンタの歌なん?」みたいな(笑)。
大友 (笑)。とにかく名曲ですし、誰もが知っているわけですから。そういう曲は、昔はたくさんあったけど、いまは少なくなりましたよね。本当にいろんなタイプで歌えるんですよ。
いまの難しい曲は、ひとつのパターンしか通用しない気がするんです。だから、浜田さんの『また逢う日まで』もあるし、僕の『また逢う日まで』もある。歌のイベントなんかで松崎しげるさんが歌うと、「いや、もっと暑苦しくなったな」と思って(笑)。

浜田 ハハハハハ! 人によって違うということですよね。
大友 だから、本当に面白いですよね。
――大友さんは、浜田さんがご自身の曲をカラオケで歌っていると聞いて、どう思いましたか?
大友 もう単純に嬉しいです。まあ、そういう世代だと思うんですよ。
浜田 そうですね。
大友 僕らがいちばんコンサートをやっていた時代ですし、大してヒット曲はないけど、大抵の曲はみんな知ってくれている。それはすごく嬉しいし、「同士だな」という感じがしましたね。
――浜田さんは、大友さんの楽曲のどんなところに魅力を感じてカラオケで歌いたくなるんですか?
浜田 まず、「歌えるかな?」と思って歌うんですよ。結構、高く感じるんですね。
大友 そう。高いんですよね。
浜田 だから、それをクリアしてみようかなというところから入ります。それで「あ、自分なりにある程度出るわ」と思うから、「じゃあ次はこれも」と。

大友 浜田さんは高いところが出るんですよ。やっぱり、普段のしゃべり声が高い人は、高いところが出ますね。僕でもちょっときついかなと思うところを、スッと出すんです。
浜田 だから気持ちいいんですよね、高いところが出るとね。『嵐の金曜日』とか、いろいろ好きな曲はあるんです。でも、今回は『涙のBirthday』がいいなと思って。勝手に僕が思っただけなんですけど(笑)。