しかし、朝食を抜いた日に限って「午前中だるくて調子が上がらない」「からだが重い」といった不調を感じることはありませんか?
その体調不良の原因は、朝の食事にあるのかもしれません。
今回は「朝食の重要性」について、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに解説いただきます。
朝食をスキップした日、なんだかだるいのはなぜ?

朝食を抜くと、午前中に活動するためのエネルギーが補充されません。
私たちのからだは、睡眠中も常にエネルギーを消費しています。
これを「基礎代謝」といい、朝の時点ではエネルギーが不足し、血糖値が低い状態にあります。
朝食を摂らないと、脳やからだを動かす燃料が足りないまま、1日をスタートすることになってしまうのです。
さらに、長時間の空腹後に昼食を摂ると血糖値が急上昇し、その後の急降下によって強い疲労感や眠気を引き起こす原因にもなります。
自律神経と朝食の関係性

活動時に優位になる「交感神経」と、リラックス時に優位になる「副交感神経」のふたつがバランスをとりながら働いています。
朝食を摂ると胃腸が動き出して体温が上昇し、からだを活発的に切り替える交感神経のスイッチが入ります。
また、朝食には体内時計をリセットする役割も。
大脳皮質や臓器にある体内時計は、食事によってリズムが調整されます。
そのため、朝食を抜いてしまうと体内時計のズレがうまく修正されないのです。
