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【WWE】中邑がパンクと豪華リレーでザ・ビジョン撃破 イヨと締め「来年も必ず帰ってきます」

【WWE】中邑がパンクと豪華リレーでザ・ビジョン撃破 イヨと締め「来年も必ず帰ってきます」

『WWE SUPER SHOW JAPAN』両国国技館(2025年10月18日)
○中邑真輔&CMパンクvsブロン・ブレイカー&ブロンソン・リード×

 中邑がパンクとの豪華リレーで“ザ・ビジョン”ブレイカー&リードに快勝。「中邑がパンクと豪華リレーでザ・ビジョン撃破 イヨと締め「また来年も必ず日本に帰ってきます」と約束し、最後はイヨと並び立って日本ツアーを締めた。

 中邑は昨年7月以来、1年3ヵ月ぶりの日本凱旋。スマックダウン10・10オーストラリア大会で4ヵ月ぶりに復帰したばかりで、顔面ペイントを廃し、テーマ曲も『The Rising Sun』に回帰した。前日はジェイと組んでブレイカー&リードに快勝。この日はパンクとの豪華タッグが実現し、ブレイカー&リードとの再戦に臨んだ。

 2023年11月にWWE復帰を果たしたパンクはWWE王者として参戦した2011年12月以来、約14年ぶりの来日。かつてZERO-ONE(ZERO1の前身)にも参戦経験がある。今年4月には自身初となる『レッスルマニア』メインイベント登場を果たしたカリスマが久々に日本のリングに降臨。初日はIC王者・ドミニクに挑戦し、反則裁定でベルト獲りを逸した。

 対するブレイカー&リードは10・13ロウでボスのセス“フリーキン"ロリンズを裏切り、負傷欠場に追い込んだばかり。ブレイカーは新日本で活躍したスタイナー・ブラザーズの兄リックを父に持つ二世レスラー。昨年8月の『サマースラム』でサミ・ゼインを破ってIC王座を戴冠している。リードはオーストラリア出身の怪獣。かつてTMDKの一員としてNOAHに参戦し、2022年には新日本の『G1 CLIMAX』に出場している。

 ブレイカー&リードが入場すると、中邑がテーマ曲の大合唱とともに登場。おなじみのポーズを決めて沸かせた。パンク入場時も大歓声。プロレスラーご用達のステーキハウス「リベラ」のスタジャンを着用したパンクにテーマ曲であるリビング・カラーの「カルト・オブ・パーソナリティ」が大合唱され、「CMパンク!」チャントも発生した。

 序盤、中邑はブレイカーのパワーに苦戦。バイブレーション式踏みつけ攻撃に出てもフロントスープレックスで投げ飛ばされてしまう。リードの串刺しボディアタック、ブレイカーのヒップアタックを立て続けに食らったが、ダブルインパクトは何とか回避した。

 タッチを受けたパンクが躍動。ラリアットを連発し、ゼロ戦キックを見舞うと、ダイビングボディアタック、スイングネックブリーカードロップの猛攻で巻き返す。コーナーダイブはリードが妨害。ブレイカーが軽々とリフトアップしての山折りで逆襲する。リードがブレイカーを背負ってのダブルボディプレスを投下し、スリーパー、バックドロップと攻め込んだ。

 劣勢が続いたパンクだったが、ブレイカーのリフトアップをDDTで切り返して突破口を開いた。中邑が蹴りの雨を降らせ、ジャンピングフロントキックを見舞ったが、コーナーダイブはブレイカーがキャッチ。アバランシュホールドで叩きつける。さらにブレイカーとスタイナーズばりの合体ブルドッギングヘッドロックを決めた。

 さらにリードのデスバレーボムで叩きつけられた中邑だったが、ジャンピングスピンキックで逆襲。ブレイカーが飛び込んでもパンクがスピアーをヒザ蹴りで撃墜。GTSでブレイカーを蹴散らすと、中邑がリードにキンシャサをさく裂させて3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った中邑が「サンキュー・ジャパン!」と絶叫。AJをリングに呼び込んだ。大歓声の中、リングに上がったAJは「私が初めて日本に来た時、何を求められているのかわからなかった。でも初日からあなたたちは敬意と情熱をもって迎えてくれた」と日本のファンに感謝。「日本に来るたび俺は持てる全てを出し切ってきた。それがあなたたちにふさわしいと思ったからです。あなたたちは俺に決して忘れられないものをくれた。それは信頼であり、エネルギーであり、そしてプロレスへの愛です」と言い切った。

 場内が大歓声に包まれる中、AJは「俺はこのリングを去るかもしれない。けれど、俺の心の一部はいつまでもここに残る。日本に、そしてあなたたち一人一人の胸の中に」とメッセージ。この日、出場したスーパースターたちがリングにやってきてAJをねぎらった。

 そして最後にリングに残ったのは中邑とイヨ。「東京、ありがとう!」と叫んだ中邑は「また来年も必ず日本に帰ってきます」と再会を約束すると、「サンキュー・ジャパン、イヤァオ!」と絶叫し、イヨもその隣でポーズ。日本人二人の共演で両国2連戦は幕を閉じた。

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