『WWE SUPER SHOW JAPAN』両国国技館(2025年10月18日)
○アスカ&カイリ・セインvsベイリー&ライラ・ヴァルキュリア×
カブキ・ウォリアーズがベイリー&ライラを撃破し、1年ぶりの日本凱旋を有終の美で飾った。
“カブキ・ウォリアーズ"アスカ&カイリが昨年7月に続く1年3ヵ月ぶりの日本凱旋を果たした。二人は現在、元盟友・イヨと日本人抗争を展開中。前日はイヨ&リアとの再戦に敗れた。
この日、二人はベイリー&ライラと対戦。アメリカではブーイングを浴びるカブキ・ウォリアーズだが、ここ日本では違う。アスカに「レッツ・ゴー・アスカ!」の声援が飛び、応えるようにアスカはベイリー相手に一進一退の丸め込み合戦を展開する。ベイリーがスライディングラリアットを叩き込んでも、アスカはコーナーダイブをヒザ蹴りで撃墜した。
カイリも大歓声を受けて躍動。ドロップキックが相打ちに終わると、ライラとエルボー合戦で火花を散らす。フライングヘッドシザースで吹き飛ばし、低空ドロップキックで先制。エプロンから場外へのダイビングエルボーを見舞って沸かせた。
ライラが変型バックブリーカーで反撃し、カイリは劣勢に。アスカが二人まとめてブルドッグとネックブリーカーで叩きつけるなど巻き返したが、ベイリー&ライラもアルゼンチン&ローリングネックブリーカーの合体技で応戦。ならばとカイリがダイビングエルボーをベイリーに放ち、アスカのスライディングキック&カイリのスライディングDが同時に決まる。さらにカイリはベイリーにスピアーを叩き込んだ。
粘るベイリーは旋回式バックドロップで反撃。ライラもスライディングキックで続いたが、エプロン上での攻防を制したカイリはDDTで逆襲する。すかさずアスカがインプレスインパクトでベイリーを蹴散らすと、最後は合体インセインエルボーがズバリと決まってライラを仕留めた。
初日の敗戦を払拭するような快勝劇。試合後、カイリが抱きついて喜びを爆発させると、アスカはいつもの暴君ぶりが鳴りを潜め、笑顔で抱きしめた。

