「100枚描いているから素通りはやめてほしい」
セレモニーの最後には、質疑応答が行われました。「作品を手がけるうえで意識したことは?」と聞かれた浜田は、こう答えます。
「見てくれる方に、どこまで伝わるのかと思っていました。(作品を事前に見た人の)なかには、解説されている方もおられるんですが、合っているところと、『そうじゃねーよ』と思うところがありますね。ただ、作品を素通りされるのは心外なんですよ(笑)。まず、『これはなんなんだ』と1枚をじっくり感じとって、次に行ってほしいです。素通りだけはやめてほしい。100枚描いていますから!」
個展のタイトル「空を横切る飛行雲」は、実は浜田が通っていた尼崎市立潮小学校の校歌の歌詞からとられたもの。今回、個展をするにあたってスタッフから提案があったそうで、浜田が「いまだに記憶している」と歌い出すと、会場から笑いが起きました。


また、“画伯”として作品づくりの葛藤を告白する場面も。
「今回は平面に特化しました。立体で描いてもいいんですが、たとえばテーマをもらって、頭に思い浮かべるでしょ。描きだすと、思っているものと全然違うものができるんですよ。頭の中では立体なんですけど、手を動かすと平面になる……。だから、あえて今回は平面にチャレンジしました」
会場では、豪華装丁の公式図録や、描きおろし作品を使用した雑貨、さらにはストリートブランド・SAPEurとのコラボ商品などを扱うグッズショップ「雑貨 はまだショプとし」がオープン。また、オリジナルメニューをそろえたコラボカフェ「喫茶 はまだまさとティー」(本人命名)や、豪華ゲストが参加する音声ガイドなど、さまざまなお楽しみが用意されています。
