ゴールデンステイト・ウォリアーズ一筋、NBAキャリア17シーズン目を迎えたステフィン・カリーは、プレシーズンゲーム4試合へ出場。レギュラーシーズンに向けた“試運転”で平均21.7分、18.3点、3.8リバウンド、3.8アシストをマークした。
代名詞の3ポイントは成功率44.8%(平均3.3本成功)と高水準で、ドレイモンド・グリーンやジミー・バトラー三世、新加入アル・ホーフォードとの連係も順調。ウォリアーズが誇るフランチャイズプレーヤーは、現地時間10月21日(日本時間22日、日付は以下同)のロサンゼルス・レイカーズ戦で新シーズンの開幕を迎える。
37歳のカリーはリーグ全体で見ても大ベテランの部類に入るが、今季も先発の一角どころかウォリアーズのトップスコアラーを務める。来年3月には38歳を迎えるものの、現役引退はまだまだ先のようだ。
17日に現地メディア『Essentially Sports』へ公開された単独インタビュー記事の中で、自身の現在地をこう表現していた。
「もし自分が正当な能力を持っているなら、(これから先も)プレーできる選択肢が欲しい。そのことが意味のあるものなのかどうか、それとも本当にやりたいことなのかはわからない。けど、もし自分で決めることができ、誰かに決められるものじゃないなら、それがすごく重要なポイントになってくる」
カリーの現行契約は残り2年で、39歳で迎える2027年のオフに完全FA(フリーエージェント)になる。ただ、プレータイムや役割などで特別な条件を求めない限り、大ケガさえなければNBAのコートに立ち続けることは十分可能だろう。
もし2027年夏に新契約を結ぶことになれば、カリーは40代へ突入する。現役ではロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ、ロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ポールが40歳ながら契約下におり、前者は主力を務め、後者もローテーションの一角に入っている。
これまでにも、カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)やマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)といったスーパースターたちが40代になっても現役を続けてきた。
カリーのバスケットボールに対する情熱と愛情は健在。今のコンディションには自身も好感触を得ていて、これから先も現役を続けて彼らの仲間入りすることを見据えていた。
「僕がNBA入りから、これまでに積み重ねてきた基礎的な努力の結果によるところが大きいね。それに、僕はまだバスケットボールが大好きなんだ。僕には素晴らしいチームがあり、自分が精神を奮い立たせるのを助けてくれるし、身体を柔軟な状態に保ち、ケガを防ぐための体制を用意してくれるから恵まれている。
あとは実際にコートへ出て、プレーを続けていくタフさかな。僕はまだバスケットボールが大好きだし、続けていきたいんだ」
ウォリアーズはグリーンとホーフォードの来季契約がプレーヤーオプションで、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が契約最終年のため、現有戦力で戦えるのは今季がラストチャンスとなる。
そのウォリアーズが目指すゴールは2022年以来、球団史上8度目のチャンピオンシップ獲得。今は新シーズンにフォーカスしているとはいえ、カリーはさらに先を見据えてトレーニングやコンディショニングを続けているのは確かなようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!

