
TVアニメ『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』第2期制作決定イラスト (C)Yuji Iwahara/LDF/クレバテス製作委員会
【画像】公式に「まじでありがとう!」 続編決定に歓喜の声があがった2025年夏アニメ(4枚)
放送前は未注目も終わってみたら「最高」の声
「豊作」と呼ぶ視聴者も多い2025年夏アニメシーズンも、秋の訪れとともに幕を閉じました。続編では『ダンダダン』、新作では『瑠璃の宝石』や『薫る花は凛と咲く』といった作品が注目を集めた一方で、知る人ぞ知る名作として大盛り上がりした作品もありました。
※この記事には『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』『クレバテス -魔獣の王と赤子と屍の勇者-』の終盤の内容に触れています。
例えば、2022年に発表された短編アニメ『ミルキー☆ハイウェイ』の続編として放送された『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』は、短編ながら視聴者からは高い評価を得ました。同作は近未来を舞台にしたSFコメディ作品で、サイボーグの「マキナ(CV:永瀬アンナ)」と強化人間の「チハル(CV:寺澤百花)」という個性的な少女が主人公です。導入もユニークで、前作でスピード違反や公務執行妨害、警察車両の爆破といった罪を犯したふたりが、社会奉仕活動するところから物語は始まります。
マキナとチハルは犯罪者集団とともに刑期の代わりとして惑星間走行列車(通称:ミルキー☆サブウェイ)での作業を命じられますが、簡単なはずの作業の最中に思わぬ大事件が発生してしまうのです。
最終話では、第1話の冒頭でマキナが首を切断されて頭部だけの姿になっていた理由が明らかになり、思わず笑ってしまうようなオチが用意されています。1話約3分半と短い放送時間で、前作と合わせて視聴しても1時間かからない構成ながら、視聴者からは「1時間足らずで全キャラ立たせて展開も作るのすごい」「テンポのいい会話劇に加えて、意外とハートウォーミングなエピソードも挟まっていた」といった声があがっています。
全12話のTV版に新作パートを加えた劇場版の制作が予定されており、今後の展開にも期待が高まる作品です。
また、同題のLINEマンガを原作としたTVアニメ『クレバテス -魔獣の王と赤子と屍の勇者-』(原作:岩原裕二)も根強い人気を誇ります。物語は、四大魔獣王として恐れられる存在のひとり「クレバテス(CV:中村悠一)」と、勇者「アリシア(CV:白石晴香)」ら仲間たちが、王族の赤子「ルナ(CV:会沢紗弥)」を育てながら旅を続ける内容です。人間の姿に偽装し「クレン(CV:田村睦心)」と名乗るクレバテスとアリシアの軽妙なやり取りに加え、人間の命が容易に失われるダークな世界観も高く評価されています。
中盤では、ルナの故郷である「ハイデン王国」が隣国「ボーレート」に侵攻され、激しい戦いが繰り広げられます。最終回では、アリシアがボーレートの将軍「ドレル(CV:安元洋貴)」を打ち倒したことで戦争は終結しました。また、ルナも自らの足で立つ成長を見せ、母親の皇太子妃「トアラ(CV:豊崎愛生)」と再会を果たします。ラストでは、クレンとアリシアが新たな目標として魔術学校への入学を決意し、それぞれの未来へ歩みを進めるところで幕を閉じました。
視聴者からは、「特撮出身の監督ならではのアングルや戦闘シーンが見応えがあった」「世界観が残酷でダークすぎるうえ、求めていた壮大なファンタジーで最高だった」といった評価の声が見られます。
思わせぶりな形で幕を閉じた物語の続きは、原作だけでなくアニメでも描かれるようです。最終回の放送後には、第2期『クレバテスII -魔獣の王と偽りの勇者伝承-』の制作が正式に発表され、さらなる展開に期待が集まっています。
