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「世間はバツ2に厳しい。バツ4までいくと尊敬される」52歳男性が5度目の結婚で初めて幸せな結婚生活を手に入れた理由

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「20代で恋愛マスターを名乗るユーチューバー」に物申す

バツ4であるがゆえに、さまざまな人から恋愛・結婚・離婚相談を受けるともさん。特に女性からの離婚相談が圧倒的に多いといい、

「世の中の女性って離婚したい人がこんなに多いんだなって知りました。離婚はしたいけど、収入面や子どものことで踏みとどまっている人がほんと多いですね」

と語る。そんな離婚に迷う女性に対し、4回の離婚を経験したともさんは、こう持論を語る。

「子どもがいる離婚と、いない離婚って全く別物だと思っています。僕は1回目の結婚にだけ子どもがいましたが、離婚後ずっと子どもに対しての罪悪感はありました。僕に懐いてくれていた分、離婚後に寂しがっていると人づてに聞いて、すごく辛かった。

子どもがいない離婚だったら、2人の問題だし、僕はいくらでも離婚すればいいと思うけど、子どもがいるなら決断には慎重になったほうがいいと思いますね」

一方、「結婚自体そんな重く受け止めなくていい」と語るともさんは、今の恋愛・婚活市場を席巻するマッチングアプリに対しても、こんな言い分が。

「マッチングアプリって身長や年収も、自分の好みを選べるようになっているからこそ、こだわりが強くなっていると思います。『こういう人じゃなきゃダメなんだ』って固定観念を自分自身で作って狭めてしまっている気がするんです。だからこそもっと外で出会ってほしいって思っちゃいますね」

これまでさまざまな恋愛を経験してきた、ともさん。今の若者に対して何かメッセージはあるか、そう聞いてみたところ、こんな答えが返ってきた。

「20代で恋愛マスターを名乗るユーチューバーとかいますけど、恋愛って人に教えることでもないし、教わることでもない。転んで怪我してを繰り返して学ぶものだと思うんです。まあ…僕の場合は転び過ぎましたが(笑)。20代で恋愛の何が分かるの? 僕なんて50代に入った今でも分からないのにさ(笑)」

そう軽快な口調で語るともさん。何度も転び、痛みを繰り返した―そんな恋愛や結婚における間違いや遠回りのすべてが、今の幸せに出会うために必要な時間だったのかもしれない。

取材・文/集英社オンライン編集部特集班 

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