
『もののけ姫』サンに扮する「べるか」さん(X:@beruka225)/写真提供:「べるか」さん
【画像】え…っ! 「クオリティーすごっ」 こちらが『もののけ姫』サンの美麗コスプレ写真です(12枚)
「クオリティーエグい」
コスプレイヤーの「べるか」さんがX(旧:Twitter)に投稿した、『もののけ姫』の「サン」のコスプレ写真がまるで実写版のクオリティーと反響を集めました。自ら衣装や山犬まで作り上げた造形美に加え、壮大な大自然の中に佇む姿は、作品の世界観を見事に表現しています。
そんな「べるか」さんにコスプレの制作秘話をインタビューでお聞きしました。
――『もののけ姫』との出会いを教えてください。
公開当時、映画館に親と友達と観に行ったのが『もののけ姫』との初めての出会いでした! 当時はまだ小さくてタタリ神のシーンが怖くて目をつぶってやり過ごしたり、物語の意味もちゃんと分かっていなかったりしたんですが、それでも惹きつけられる映像美や音楽や魅力的なキャラクターたちが大好きになりました。今でも自分のなかで1、2位を争うくらい大好きな作品です。
――サンのコスプレをするきっかけは何でしたか?
「いつかはジブリ作品をしっかり作り込んでコスプレしたいなぁ」と漠然と思っていたのですが、ある日知り合いのカメラマンさんからコスプレの展示会に出す作品作りに誘われたんです。
地元がド田舎なのでその自然を生かした作品とかいいねと相談するうちに、誰もが知っているジブリの『もののけ姫』を本気で撮ってみたら面白いんじゃないかということになりました。「サンをやるなら絶対に山犬と撮りたいから作る。アシタカもやりたいからついでにヤックルも作るか!」という流れでした。
――コスプレクオリティーを上げるうえでのこだわりを教えてください
持論なのですが、キャラの生きている世界や年代やどのような生活をしているのか等のバックボーンを考慮して衣装や小道具を作っています。そうすることでよりそのキャラにリアリティーが増して、2次元から3次元に持ってきた時に深みが増すのかなぁと思っています。
今回の『もののけ姫』でしたら、作品の時代的に室町~戦国なのでその歴史の服装を調べたました。アシタカは村を出るまでは身分的には高貴な感じだと思うから、旅をして汚れこそすれダメージ的なエイジングが強いわけではない。反対にサンはずっと山で生きて駆け回っているので土汚れや破れ等を意識して衣装に反映させています。ウィッグもあえて野生児っぽくボサボサな感じに仕上げています!
――コスプレするにあたって、工夫している点、大変だった点は何ですか?
山犬やヤックルをどうリアルに作り込めるかが課題でした。顔がかわいかったり、ぬいぐるみっぽかったりすると、目指している雰囲気が台無しになってしまうので、狼の写真や動画をひたすら見て研究していました。
ヤックルは実在の動物がいないのでアニメ絵からリアルに再現する塩梅がすごく大変でした! 顔や体のパーツ毎にいろんな動物を見て当てはめながら自分のなかの解釈を作り上げていきました。
――実際の撮影で印象に残る思い出を教えてください
やはり1番の思い出は、初めての撮影で森の中にロケ撮影(許可申請済み)をしに行った時ですね。山犬たちをセッティングしてサンのコスプレで間に立ったんです。撮影してもらった写真を見た時に、大自然の中にいる山犬たちとサンが本当に『もののけ姫』の世界そのもので自分が被写体なのにめちゃくちゃ感動したんです。「私が再現したかったのはこれだ!」と。山犬たちやヤックルを作るのは本当に未知で大変でしたが、素晴らしい写真を撮ることができてがんばって良かったと心から思いました。
