MotoGP第19戦オーストラリアGPの決勝で転倒リタイアに終わったフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、たとえ転倒でも、スプリントのように最後尾争いをするよりはマシだと語った。
バニャイヤは日本GPでダブルウィンを果たし調子を取り戻したかと思われたが、続くインドネシアGPは大苦戦。さらにオーストラリアGPでも苦戦は続き、スプリントレースでは最後尾を争うような状況だった。
しかし決勝では少し立ち直ったようで、トップ10フィニッシュを狙っていた。ただ残り4周の終盤に転倒してしまい、リタイアに終わった。
バニャイヤはレースを振り返ると、「正直、今日は昨日よりも良かった」と話した。
「ウォームアップで試したモノが上手く行かなかったから、別の方向性にしてみたんだ。それでバイクはより安定してくれた。少なくとも前のライダーよりも速く走ることができるようになった」
「序盤2~3周はマシンを理解するのに時間が必要で少し苦しんだけど、そっからはリカバリーできた」
「限界に近いところで走っていれば、クラッシュは容易に起きる。僕はリスクを承知で走っていたんだ。だってまた最後尾で走るようなことは、二度とごめんだったからね。残り周回は後少しだったし、ほぼ完走していたと思う。今日のレースはスプリントやインドネシアGPよりもずっと良かった。最後尾でクラッシュするより、トップ10を目指してクラッシュしたほうが1000倍マシだよ」
MotoGPの次戦はプレシーズンテストでもお馴染みのセパンを舞台としたマレーシアGPだ。バニャイヤもこれまでに好成績を収めている場所であり、テストデータも活用できるはずだ。
バニャイヤは今回のトップ10争いをベースに、日本GPでの強さの理由を解明したいと語った。
「(マレーシアは)僕のフィーリング次第になってくるだろう。ポジティブな点を活かしていかないとね」
「今日はトップ10争いができたのは事実だけど、トップ10で満足するわけにもいかない。スタート地点なんだ。日本GPのように、このバイクでより快適に走るための何かを見つける必要がある。日本では限界までプッシュしなくても勝つことができた。でも、あのバイクが今は消えてしまった。なぜそうなったのかを解明しないといけないんだ」

