ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地10月17日、ミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第４戦に１番・投手兼DHで先発出場した。投手では100球を投じ６回0/3を被安打２、与四球３、10奪三振、無失点の圧巻投球。打者としても３打数３本塁打を放つなど、二刀流で驚異のパフォーマンスをみせた。
全世界の野球ファンが沸いたこの日、トム・クルーズ主演のハリウッド映画「ラスト サムライ」で米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、世界的な日本人俳優となった渡辺謙さんも、自身のSNSで大谷の快挙に反応を示した。
先発の大谷は立ち上がり、ブルワーズの先頭打者に四球を与えたものの、続くジャクソン・チョーリオを161キロの直球で空振り三振。３番クリスチャン・イェリッチも速球で空振り三振とし、ウィリアム・コントレラスを直球とスライダー２球で三振。圧巻の三者連続三振でスタートした。
その裏の第１打席は、フルカウントからスラーブを捉え、右翼スタンドへと豪快な先制ホームランを放った。この場面について渡辺さんは、「本当にこんな選手がいるのか？ ３三振で斬って取った後に先頭打者HR」と驚きを示し、こう賛辞を続けた。
「大谷翔平という稀有なアスリートに驚愕する もう笑うしかない。行ってくれWシリーズ そして連覇の夢を叶えてくれ!! 」
渡辺さんが綴った通り、誰もが唖然とするハイパフォーマンスでブルワーズを圧倒した大谷はチームを無傷の４連勝に導き、自身初のシリーズMVPを獲得。２年連続となるワールドシリーズ進出を決めた。
構成●THE DIGEST編集部
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