10月19日に日本テレビ系列「シューイチ」にて、来年1月の「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」の予選会が放送された。その特集コーナーに、東海大のロホマン・シュモンがVTR出演し、予選会の激走を振り返った。
4年生のロホマンは2年次の箱根駅伝で10区を託された実力者だが、昨年の箱根駅伝予選会では試練に直面した。21.0975キロのレースで20キロまでは好走していたものの、ゴール目前で倒れこんでしまう。自身は途中棄権となり、東海大は12年ぶりとなる予選落ちを喫した。
無念の結果に終わった大会後の自身を、ロホマンは「終わった直後は結構メンタルがきていて、すごく苦しいとか、辞めたい気持ちは少しありました」と当時の胸中を吐露。走るのを辞めることも頭をよぎったなか、苦境を救ってくれたのは家族だったという。
「お母さんから『ここで諦めたらダメだよ』と言ってもらったので、立ち直れた部分が大きいです。おばあちゃんは毎試合、見に来てくれるので、恩返ししたいです」
そして迎えた今大会、ロホマンは1キロを3分ペースで刻む安定した走りを披露し、力強くフィニッシュ。全体では87位、チームでは6番目の1時間03分41秒をマークし、東海大(5位)の本大会出場権獲得に貢献した。
1年前のリベンジを果たしたロホマンは、レース後に「去年のことがフラッシュバックするポイントに差し掛かった時にも、強い気持ちを持って通過できました。しっかりと力を出し切って終われたので、自分でも満足しています」と喜んだ。
そして母には、「前日に連絡してくれて、『明日見に行くから頑張ってね』と声をかけてもらったので、絶対に頑張るしかないという気持ちがありました。応援してくれて本当に良かったです」と感謝する。
来年1月には、最上学年での箱根駅伝を迎える。ロホマンは「最後、箱根でしっかりと恩返しして、走り切りたいです」と意気込んだ。
構成●THE DIGEST編集部
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