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今季タイトルの「チャンスはある」フェルスタッペン、アメリカGPの完勝でついに認める。首位とは40点差

今季タイトルの「チャンスはある」フェルスタッペン、アメリカGPの完勝でついに認める。首位とは40点差

レッドブルのマックス・フェルスタッペンはF1アメリカGPを勝利。好調な走りが続く中、今季タイトル獲得の可能性を意識し始めているようだ。

 今季はマクラーレンが圧倒的な速さを発揮してきたことから、オスカー・ピアストリとランド・ノリスのふたりがタイトル候補として考えられてきた。しかしレッドブル、そしてフェルスタッペンはここ2ヵ月ほどで急速にパフォーマンスを取り戻し、さらにマクラーレンのふたりが停滞していることもあって、大逆転でのタイトル獲得の可能性が指摘されるようになった。

 そしてアメリカGPではスプリントでマクラーレン勢が全滅した一方で、フェルスタッペンがスプリント・決勝ともに勝利。ランキング首位のピアストリに40ポイント差まで近づいた。

 アメリカGPの結果を受けて、ついにフェルスタッペンもタイトル獲得の可能性があるとついに認めるようになった。

「たしかにそうだ。チャンスはある」

 アメリカGPを終えたフェルスタッペンはそう語った。

「ここから最終戦まで、こういった週末を過ごせるように全力を尽くすだけだ」

「自分たちにできることは何でもやっていく。エキサイティングだと思うし、最後まですごくワクワクしているよ。今週末は僕らにとって信じられないような週末だった」

 フェルスタッペンは決勝レースで、2位となったノリスとのレースペースの差は僅差だったと指摘。スタートでノリスがシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろ3番手に後退したことで差を広げることができたと語った。

「レース全体を見てみると、僕とランドのペースはかなり近かったと思う」

「最初のスティントで違いが生じたんだ。僕は少しギャップを広げることができて、それを最後まで維持することができた。マネジメントするのも楽じゃなかったけど、リードを維持できた。こんな週末にしてくれたチーム全員のことを誇りに思う」

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